SSブログ

ジョージアとビューネのCM [TV]

※追記しました。



ようこそジョージアへ♡
ていう例のやつですが、シロタ夫はこれのプールサイド編がいたくお気に入りなのです。
片瀬那奈がざばーっとプールからあがってきて、なんやらほのエロい感じで意味深に缶コーヒーを手渡してくれて、とどめに耳元で囁いてくれちゃうという、まーこれが(ヘテロセクシャルの)男の願望てやつなのですかねー、と(ヘテロセクシャルの)女の身には今ひとつ実感として迫っては来ないものの、片瀬那奈の色気には納得です。なんかこう、直球であからさまに色っぽい。
働く(ヘテロセクシャルの)男性のお疲れを癒してくれるのは、色っぽいお姉さんのいたわりなのですね。
ぷ。なんかつい笑っちゃうけども、うんうん、まーわかりやすい。
しかし缶コーヒーって何故に男性がターゲットなのであろうな。


翻って、(ヘテロセクシャルの)女性の場合だとどういうことになるのかなあと思いめぐらすに、あれだビューネくんだ!と思い至りました。
今のビューネくんは3代目で松田翔太らしいが、初代の藤木直人のコレが最強だと思う(笑)。



働く(ヘテロセクシャルの)女性のお疲れを癒してくれる、優しい爽やか青年。
なんかコレ観るとついニヤニヤしちゃうなーはははは。わかりやすいね。

ビューネくん以前のコレもなかなか結構鋭く衝いてると思う。



「君はただ笑ってればいいから」「なんですと?」って、糞ムカつきな状況をビュ〜〜ネ〜〜♪でユーモラスに励ましてくれる感じが泣ける。ビューネくんまでもう一歩。

そこいくと現行の「もーいちどやらせてください」「おとなですから」て棒読み台詞な“大人ですから編”には猛烈にムカつくが。そーいう説教くさいの抜きで弱音吐いて甘えたいときに要りようなんだろうがビューネくんは。

はー。ビューネくん欲しいなー。


’10.5.14追記:
男性は、とか、女性は、とか、えらく単純に考えなしに書いちゃってて、上述に当て嵌まらないセクシャリティへの配慮に欠けるんではないかと気になって、今さらなんだけど「(ヘテロセクシャルの)」という文言を追記してみました。
これは「世間一般にマジョリティとされているヘテロセクシャルの」ていうことになるかと。
で、マジョリティというのは多数派ということよりも、権力的に優位であるということ。少数派であってもマジョリティということも有り得ます。逆に言えば、マイノリティな立場で苦悩する人は少なくないかもしれないこと。少なけりゃよかろうという話でもないけど。

これらのCMは特定の性的指向に依拠するところ大でありますな。
なので、バイセクシャル同性愛性嫌悪無性愛な方々は、これらのCMにまるで違った印象を持たれるのでありましょう。
という想像力に欠けまくるシロタ。反省。


タグ:CM TV
コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

コメント 6

コメントの受付は締め切りました
晴雨堂ミカエル

 実は私も片瀬那奈氏の青いビキニのCMはお気に入りです。
 
 青がよく計算されていますね。赤・黄・黒では必要以上にエロさを強調して癒しにはなりません。片瀬那奈氏の色気と青の鎮静効果が巧くマッチしています。
 若い頃の私は、彼女のようなタイプはあまり好きではありませんでしたが、加齢とともに幅が広がっていきます。
 
 缶コーヒーのCMで今でも嫌いなのは、90年前後に放送された飯島直子氏主演のCM、仕事に疲れた男性を励ます設定のようでしたが、物言いが小馬鹿にしているように聞こえてムカつきました。「厳しい現場知らんくせに説教たれるな! お前が代わりに働け! 何がヨイショじゃ」と思ってしまい、そのCMの影響で今でも飯島直子氏には良いイメージを抱けずにいます。
 
 珈琲の消費量は男性の方が多いのでしょうか? 珈琲は男性、紅茶は女性という具合に色分けされていますね。
by 晴雨堂ミカエル (2010-01-20 15:06) 

お鈴

面白いですね〜願望CM(笑)
貼ってくださった動画ぜんぶ笑いました。笑
そうやってみると広告って願望の塊で面白いですね。笑

ミカエルさんの青効果、なるほど〜色ってやっぱり面白い。^^
缶コーヒーがサラリーマン向けってのはよく感じます。
依然B★SSにおまけをつけるバイトをしたんですが、
ミニ四駆だったりしました。

そしてビューネ君の“大人ですから編”みてみました。
うーんむかつきますね。笑 なんで棒読みなんじゃい。笑
>そーいう説教くさいの抜きで弱音吐いて甘えたいときに要りようなんだろうがビューネくんは。
ほんと、広告なんだからファンタジーに徹して欲しいですね。

そう言えば“母の願望”なら
何か忘れちゃったんですけど頭痛薬で、
娘が『お母さん大丈夫?ハイ☆今日は無理しないで』
見たいなのあるじゃないですか。あれだな〜と思います。笑
薬ってお母さんが買いますもんね。。
娘が大体地味そうであか抜けない感じ(失礼…^^:)
のも母として安心とかなんとかなのかな〜とか。
(あ〜めんどくさ。爆)

対する“父の願望”はこれだとおもいました。
http://www.youtube.com/watch?v=6i7Iy38eyAQ
言わないけどしてる気遣いに気付いて欲しいのかと…。
パーキングエリア選ぶのお父さんですもんね〜。
私も見習おう。。^^:笑

長々と失礼しました〜☆
by お鈴 (2010-01-20 18:21) 

シロタ


>晴雨堂ミカエルさん

コメントありがとうございます。
暑そうな小出君の様子に涼しげなブルーがホっとしますよね。なるほど、(片瀬那奈の)色気の抑制には改めて気づかされました。

飯島直子のCMダメでしたか? わたしのまわりではえらい人気でしたけど。

わたしは醤油のCM、安田成美の「薔薇って書ける? あたし書けるんだよぉ」が大変イラっとしてました。あれは概ね女性に不人気だったらしいですけど、醤油の購買層を考えると失敗なんじゃないかしら。



>お鈴ちゃん

ねーあんまり素直に願望みせつけられると笑っちゃうね。
ジョージアには笑っちゃうけど、ビューネくんの「バカだな、俺が居るじゃないか」って!(爆笑)でもこれ好き(笑)。わたしってちょろいなー。

母の願望かー。薬広告の娘像は確かに、あれが母の求める理想の娘なのか…。(うん、めんどくさいわ。笑)
母願望としては、“たまひよ”とか育児雑誌の広告とかもそうなんじゃないかなー。育児に積極的なお父さんが前面に出まくるの(笑)。

父願望…健気過ぎる(泣笑)。
もちっとイキのいい父の願望はコレですよ、きっと。
http://www.youtube.com/watch?v=Z9gtk3iG_l8


で、大人だけど、もちょっと枯れてない男女向けなのがコレ
http://www.youtube.com/watch?v=QhYeIyMjaR4
「恋は遠い日の花火ではない」笑っちゃうけどちょっとしみじみしてよいのよ。名作だ。



by シロタ (2010-01-21 11:11) 

yutake☆イヴ

こんにちは☆

もう一度やらせてください、

><私も、そう思ってました(笑)
なんか、身が入って無い感じがしたんですよね~。
by yutake☆イヴ (2010-05-14 15:49) 

晴雨堂ミカエル

 私の地元堺市ではかつて尾辻かな子氏が市民派として府会議員をやっていました。感じの良い若い女性で、挨拶の仕方も体育会系らしい溌剌としたもの。議員になったのは市民派の山中きよ子氏が引退するにあたって、市民派の女性議員の議席を守るためでした。
 
 主に旧社会党を中心とする市民勢力と民団を中心に在日コリアンが支援しました。私も後援会に入っていた時期がありました。
 ところが、カミングアウトして、さらに民主党からレズビアンである事を前面に出して国政選挙に討って出た。
 
 その勇気と決断は立派なのだが、国家主権者のニーズは不況による緊縮財政で削られる福祉の確保、セクシャルマイノリティの権利確保だけではない。レズビアンを前面に出したら、「あいつはレズの女性だけを代弁するために議員になろうとしている」と見なされるし、実際にそうなり落選しました。
 
 解っていても、レズビアンとして出馬したかったんでしょうね。しかし、議員定数は削られる時勢、マイノリティだけを代表して議員になることは、もはや不可能です。
 
 若い頃、私はマイノリティは否定してはいけないと思い込んでいましたが、今は違います。自分の利害に抵触しない限りは許容する姿勢、に改めています。
 市民運動に参加すればするほど、私は保守の偉大さを実感し、サヨクやマイノリティの狭量に愕然とする有様でした。マイノリティについて、再考する時期がきていると思います。
by 晴雨堂ミカエル (2010-05-14 16:42) 

シロタ


>yutakeさん
ねー。もっかい任せる気にはならなそう。
ていうか、ビューネCMの爽快感が台無しなんです><
’98年版はやっぱり傑作でしたね。「なんですと?」て怒りをユーモアに転化するスマートさが好感。



>晴雨堂さん
たびたびのコメントありがとうございます。

えーと、この記事を追記更新した意図としてはですね。

個人的に好感と敬意を感じる方が居らして、その方はセクシャルマイノリティなのです。
で、マイノリティであることとその方のアイデンティティや尊厳は不可分である。ていうようなところで苦悩や葛藤があるのだけれど、そのことを真摯に見つめて考察する姿勢に好感・共感・尊敬の念なのですね。

「異性愛が当たり前」とか「恋愛・性愛に関心を持つべきである」ていうマジョリティの志向が支配的な風潮に苦悩し傷つく人が居ることを知っていながら、異性愛前提のCMに関する記事としては不誠実ではないか、と思ったのです。


晴雨堂さんはいろいろと政治・市民運動に関わってこられた経験からご意見を述べられているのだと推察しますが、詳細な背景や文脈がわからないと誤解を生む記述であると懸念します。

こちらからは狭量に見えても、当事者にとっては至極ミニマムな要求であるかもしれません。
その当事者性が特権的になってしまい、批判や反論を許さない頑さ(このことを“狭量”と仰っているのかな、と推察しますが)、“弱者”という強者に転じてしまうことは批判されねばなりませんが。

尾辻かな子さん、落選したとしても彼女の存在に励まされる人は多いでしょうね。


by シロタ (2010-05-15 11:31) 

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。