SSブログ

「マダガスカル3」 [映画]

→「マダガスカル3」公式webサイト

3D、日本語吹き替えで鑑賞。
実は1と2は観てない。んだけど観に行ったのは、なんかどっかで(最近どこで見聞きしたんだかすぐ忘れる。Twitterかなんかだったかな)「実はスゴイらしい」って小耳に挟んだもんでな。

「ヒックとドラゴン」もそうだったけど、まー3D効果をフルに狙ってるつーか、飛行や跳躍の体感を存分に繰り出してきて、気持ちいい気持ちいい。愉快痛快爽快。

わりと初っぱなのモンテカルロ市街のカーチェイス→飛行機に乗り移っての空中戦からして、疾走感がハンパない。
ありえないカーブをぐりぐり攻め込んだり、頭蓋骨はどうなっとるのかオマエってくらいに身をすくめたり、建物の壁をぶちぶち突き破って無傷は驚くにあたわずスピードダウンすらしない無敵っぷり、とか、アニメならではの極端に強調されたカートゥーンな動きがおもしろ気持ちよい。
正しくトムジェリを継承してる的な。

キャラクターがまたビッキビキにたってて、特にシマウマのマーティ、最高。柳沢慎吾の吹き替えがピッタリ過ぎる。顔立ちからして柳沢慎吾が中に入ってるだろうこれ、ってくらいシマウマ=柳沢慎吾。
わたしのお気に入りはワオキツネザルのキング・ジュリアン。もーあいつ、くるくるちょろちょろちょこまかと、じっとしとることできないんか、ってくらいなちょこまかっぷりで、身近にいたらまあ落ち着け、って両肩掴みたくなるだろうけど、でもそのちょこまかと陽気なハイテンションがツボ。楽しい奴。
ぷりぷりセクシーヒップのカバのグロリアさんとか、カンブリア宮殿並の有能職能集団ペンギンズ、何故にそんなに動物を殺したいのかわからんナゾの情熱をたぎらせまくった変態デュボワ警部とか、濃いめのキャラにおされて主役のはずのライオン・アレックスがわりと地味めに薄めに収まっちゃってるのはまあよくある構図かも。アレックスはでっかいお手手がかわいいです。

で、クライマックスのサーカス!サーカス!
とにかくサーカス! 超気持ちいい!
虎の輪くぐりの緊張から、螺旋状に立ち上がってくるステージ、地面が画面から消失して、宇宙的な空中3D感の中で繰り広げられるのが幻想的。あとさ、サーカスってなんかこう、鼻がツンとするようなノスタルジックな感じがあるじゃん、ああいう懐かし鼻ツン感もありつつ、登場人物のキャラクターと演目の特徴がまたぴったり合っててショウ的にもお美事。
空間を浮遊するまさしく“空中”ブランコはライオンと豹の猫科っぽいしなやかさがぴったりだし、シマウマとアシカのハジケたキャラがロケット射出っていうアホっぽい冒険野郎な演目に合ってる。
カバとキリンの綱渡りダンスは、ぷりぷりグラマラスなカバとやたらひょろ長いキリンのアンバランスな組み合わせが綱の上で華麗にバランスとって踊るのがスリリング。

あ、お話はそれほど凝ったものではなくツッコミどころも多々あれど、とんでもなく破綻してたりはしない安定感で安心の仕様。

とにかくサーカス!サーカス!
サーカス場面だけでもおかわりしたい。
♪だったったららららったったったん♪っていうテーマ曲が脳内無限ループ中。

そのうちシリーズの1と2も観ようっと。






コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。