ヘン見聞録
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/
わたしの愛することどもをたらたらと好き勝手に書き連ね候。
シロタ
2015-12-03T14:43:25+09:00
ja
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更新停止
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2015-12-03
このところ、更新滞っております。相変わらずアレコレ映画やらドラマ見たりしてんですけどね。なんだかあまり文章書いたりする感じじゃなくって。といったところで、とりあえずこちらのブログは更新停止、終了とさせていただきます。最近は実質停止状態でしたので、ご覧になってくださってる方も少ないかとは思いますが、ご愛顧くださった皆様に感謝。そのうちまたなんか書きたくなったりしたら、新たに何か起ち上げたりするかなあ…?今、SNSとかいろいろサービスありますもんねー。記事は一部を残してそのまま、nice!とコメント欄は閉じます。重ね重ね、ご愛顧ありがとうございました。またどこかで。
触れ書き
シロタ
2015-12-03T14:43:25+09:00
相変わらずアレコレ映画やらドラマ見たりしてんですけどね。
なんだかあまり文章書いたりする感じじゃなくって。
といったところで、とりあえずこちらのブログは更新停止、終了とさせていただきます。
最近は実質停止状態でしたので、ご覧になってくださってる方も少ないかとは思いますが、ご愛顧くださった皆様に感謝。
そのうちまたなんか書きたくなったりしたら、新たに何か起ち上げたりするかなあ…?
今、SNSとかいろいろサービスありますもんねー。
記事は一部を残してそのまま、nice!とコメント欄は閉じます。
重ね重ね、ご愛顧ありがとうございました。
またどこかで。
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うちの猫は腹を見せすぎるんじゃないか疑惑
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2015-10-21
まあ結構油断してるよね…さ、モフりなさい。モフるがいい(なんちゅー角度で撮ってるのか)。でも足に触ると嫌がるよ。
猫
シロタ
2015-10-21T13:10:01+09:00
まあ結構油断してるよね…
さ、モフりなさい。
モフるがいい(なんちゅー角度で撮ってるのか)。
でも足に触ると嫌がるよ。
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ほうれんそうの根っこの赤いとこ
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2015-03-16
ほうれんそうの根っこの赤いとこって、ゆで置きするとまっ黒に変色しちゃうんすね。いつもは変色する前に真っ先に食っちゃうんだけど、大量にいただいたので食べきれず。どうにかなんないかなーと思って、オイル煮にしてみました。たぶん、あの赤いとこって鉄分多いんじゃないかな?で、空気に触れると酸化して黒くなっちゃうってことなのかなー、だったらオイル煮にすれば空気を遮断できるかなー、と目論んでみたのでした。→成功。変色しなかった。サラダ油に、塩、ニンニク、ローリエ、赤唐辛子、粒胡椒とともにぶっこみ、弱火でふつふつするだけ。7、8分くらいかな。いったんゆでて火は通ってるので、空気が抜ければいいんじゃないかな。後から鶏ももと玉葱もぶっこんでみた。ホクホクしてウマいです。でもちょっと火を通しすぎた。なんだかんだ言っても、ゆでたてを食っちゃうのが一番かも。
食
シロタ
2015-03-16T18:32:01+09:00
いつもは変色する前に真っ先に食っちゃうんだけど、大量にいただいたので食べきれず。
どうにかなんないかなーと思って、オイル煮にしてみました。
たぶん、あの赤いとこって鉄分多いんじゃないかな?
で、空気に触れると酸化して黒くなっちゃうってことなのかなー、だったらオイル煮にすれば空気を遮断できるかなー、と目論んでみたのでした。
→成功。変色しなかった。
サラダ油に、塩、ニンニク、ローリエ、赤唐辛子、粒胡椒とともにぶっこみ、弱火でふつふつするだけ。7、8分くらいかな。いったんゆでて火は通ってるので、空気が抜ければいいんじゃないかな。
後から鶏ももと玉葱もぶっこんでみた。ホクホクしてウマいです。
でもちょっと火を通しすぎた。なんだかんだ言っても、ゆでたてを食っちゃうのが一番かも。
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最近と、ちょっと前に観た映画
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2015-01-05
「海月姫」→公式サイト(予告編が始まります)役者がめっさゴーカでびっくり。すごいね。役者集めんのってどなたの仕事なんすかね。プロデューサーとか?能年玲奈のオタクしゃべりとか尼~ずの濃ゆいキャラ化お芝居とテンポのよさがうまく噛んでておもしろ楽しかった。それぞれのオタク要素がもっと活躍すればよかったのに、とか思ったけど、まああんまし役に立たないからこそのオタク知識なんだろうからそれはそれでいいのかな。セット・美術・衣装が凝っててすごかったです。何より菅田将暉の女装がスバラシス。なんすかあの脚。美脚。超美脚。女装趣味なんだけど、オネエキャラではないんですね。男性が女性の服を着るからこその違和感が、如何にしても美しくありたい、着飾りたい、っていう心意気として感じられて、キラッキラに輝いてた。ものっすごいパワフルにゴージャス。菅田将暉すばらしいね。「大洗にも星はふるなり」役者のキャラが生きてて楽しかった。山田孝之の重い存在感がストーカーすれすれ(ていうかストーカーなんだけど)の気色悪さにハマってたし、ムロツヨシの浮ついた感じがいちいち場を混ぜっ返すし、キレッキレなようでいてすっとぼけてる安田顕も輝いてるし。こーいうトボけたノリ好き。「インターステラー」→公式サイト(予告編が始まります)ぎょわー。って、全身の毛穴が開きました。すごい。すごかったっす。「2001年宇宙の旅」へのリスペクトがこういうお話になるの!ってびっくり。でも何がどうすごいかっていうのはなかなかうまく言えない。人類の未来とか進化とか、人々の英知が到達する限界とそれを超える瞬間、とか、なんかこう。我々はどこから来たか、どこに居るのか、どこへ行くのか。的な、なんか深遠なテーマなんだろう、きっと。とりあえずTARS欲しいです。「オール ユー ニード イズ キル」すごいテンポよくておもしろかった。話の端折り方と繰り返し方のリズムが気持ちいいんだと思う。テンポって大事なんすねー。アクションの迫力も堪能、お話的にもしっかりオチてスカっとした。「RED リターンズ」「RED」もおもしろかったけど、イ・ビョンホンのカーアクション&ヘレン・ミレンの二丁拳銃んとこがかっこよくてかっこよくてかっこよかった。こういうノリ好きです。粋(クール)!「ファンボーイズ」全編にスターウォーズ愛が充満横溢しまくってて堪りません。そんなに好きか。お腹いっぱいですごっつぁんです。スターウォーズファ..
映画
シロタ
2015-01-05T17:09:52+09:00
「海月姫」
→公式サイト(予告編が始まります)
役者がめっさゴーカでびっくり。すごいね。役者集めんのってどなたの仕事なんすかね。プロデューサーとか?
能年玲奈のオタクしゃべりとか尼~ずの濃ゆいキャラ化お芝居とテンポのよさがうまく噛んでておもしろ楽しかった。それぞれのオタク要素がもっと活躍すればよかったのに、とか思ったけど、まああんまし役に立たないからこそのオタク知識なんだろうからそれはそれでいいのかな。
セット・美術・衣装が凝っててすごかったです。
何より菅田将暉の女装がスバラシス。なんすかあの脚。美脚。超美脚。女装趣味なんだけど、オネエキャラではないんですね。男性が女性の服を着るからこその違和感が、如何にしても美しくありたい、着飾りたい、っていう心意気として感じられて、キラッキラに輝いてた。ものっすごいパワフルにゴージャス。菅田将暉すばらしいね。
「大洗にも星はふるなり」
役者のキャラが生きてて楽しかった。山田孝之の重い存在感がストーカーすれすれ(ていうかストーカーなんだけど)の気色悪さにハマってたし、ムロツヨシの浮ついた感じがいちいち場を混ぜっ返すし、キレッキレなようでいてすっとぼけてる安田顕も輝いてるし。こーいうトボけたノリ好き。
「インターステラー」
→公式サイト(予告編が始まります)
ぎょわー。って、全身の毛穴が開きました。すごい。すごかったっす。「2001年宇宙の旅」へのリスペクトがこういうお話になるの!ってびっくり。
でも何がどうすごいかっていうのはなかなかうまく言えない。人類の未来とか進化とか、人々の英知が到達する限界とそれを超える瞬間、とか、なんかこう。我々はどこから来たか、どこに居るのか、どこへ行くのか。的な、なんか深遠なテーマなんだろう、きっと。
とりあえずTARS欲しいです。
「オール ユー ニード イズ キル」
すごいテンポよくておもしろかった。話の端折り方と繰り返し方のリズムが気持ちいいんだと思う。テンポって大事なんすねー。アクションの迫力も堪能、お話的にもしっかりオチてスカっとした。
「RED リターンズ」
「RED」もおもしろかったけど、イ・ビョンホンのカーアクション&ヘレン・ミレンの二丁拳銃んとこがかっこよくてかっこよくてかっこよかった。こういうノリ好きです。粋(クール)!
「ファンボーイズ」
全編にスターウォーズ愛が充満横溢しまくってて堪りません。そんなに好きか。お腹いっぱいですごっつぁんです。スターウォーズファンvsスタートレックファンの対抗意識ばちばちのとことか腹抱えて笑った。スターウォーズ/トレック由来の小ネタとか関連人物とか出まくってるらしいのでマニアはもっとおもしろがれると思う。ちなみにオットはスターウォーズ観たことないそうなんだけど、それでもおもしろがってました。
「新しい靴を買わなくちゃ」
白状するのにちと勇気がいりますが、こういう少女漫画みたいな雰囲気、実は好きなのです弱いです。江國香織読むのも同じ感覚。甘ーーーーーーくてせつなくて、ほんのり苦くて、ちょっと毒がある。
スズメちゃんとカンゴのくだりはなかなか一癖あって、おお、ってなった。しかし向井理ってすげースタイルいいのね。頭ちっさ。
「図書館戦争」
ど、どんだけ自衛隊好きなの。とか思った。原作も読んだけど、なんかもにょるんだよねえ…。ていうのはまあ、私が体育会系部活っぽい組織・社会が激しく苦手だからだと思うんだけど、なんか。なんかさ。表現の自由への抑圧に対して対抗するのが図書隊=軍事力、ってどうなの。表現を武器にして闘う手段とか、政治的な解決方法みたいなんガン無視なんすかね。図書隊=自衛隊を出したいがためのお話みたいな感じがしちゃって。
「シュアリー・サムデイ」
なんか好き。随分批判?されたらしいけど、結構好き。画ヅラでパーッと印象に残る場面とか結構あるし、すごく楽しんでつくられて、かつ、馴れ合ってないっていうか、なんかこう、覚悟というか心意気みたいなものも感じられて。
あとこれ、音楽よいですね。耳に残る。エンディングの手蔦葵の歌唱には鳥肌。
「ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡」
なんの気なしに観たんだけど、結構よかった。カリフォルニアワインなんて鼻にもひっかけないフランスワイン業界人が、「カ、カリフォルニアワインにすこ負けって信じらんねえ」ていう様が爽快痛快、まあ判官びいき的なそういうお話が好きなんです、たぶん。実際にはお酒の味はわかんないけどおいしそうだった。あと、ワイン農家のおじさんがつくってくれたワカモレが地味にうまそうだった。
「ゼロ・グラビティ」
→公式サイト(音が出ます)
映画館で観てよかったなー。なんかもうボロ泣きゴン泣きで大変な有様になった。
生きる力、っていうかさ。つらいことや苦しいことがあって、疲れてしんどいけど、でもとにかく生きるんだ、っていう。生きてる意味あるの、とか思っちゃっても、意味とか関係なく生きるんだ、生きる意味はただ生きるってことしかないんだ、っていう。
何言ってるか自分でもわかんないけど、思い出すだけでじわじわキたよヤバいよ。
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久しぶりに猫など
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2014-10-20
煮干しくれ! 鍋に水を張る音を聞くだけで駆けつけてくる。人間用煮干なので1コだけ。ペット用の煮干は食いが悪いんだよね…。8月の写真。やっぱり夏場のほうがくつろぎます。あったかいほうが好きみたい。猫なので。置物になってる。このポーズなんか好き。
猫
シロタ
2014-10-20T00:37:52+09:00
煮干しくれ! 鍋に水を張る音を聞くだけで駆けつけてくる。
人間用煮干なので1コだけ。ペット用の煮干は食いが悪いんだよね…。
8月の写真。やっぱり夏場のほうがくつろぎます。あったかいほうが好きみたい。猫なので。
置物になってる。
このポーズなんか好き。
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「Oh! My! Goodness!」V6
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2014-06-18
……V6って、フツーに歌うまいよね? なんかこう、“みんなのうた”的に巧いというか、学校の音楽の授業、歌のテスト的に巧いというか。でもやっぱりジャニーズ文化的なものもちゃんと背負ってて。 ドラマの主題歌になった「Sexy.honey.Bunny!」を聴きたくなって入手してみたら、なんすかコレ。すごくイイ。よく出来てる。 ソングライティングにチカラ入ってるというか、曲の錬られぐあいがハンパじゃない。 歌唱も創意工夫に満ちて、すごく楽しんでるのが伝わってくる。 楽しい。気持ちいい。 そいで、ジャニーズ的・V6的な真・善・美、ていうか、前向きで健やかに明朗快活なステキあんちゃん達の世界が全開でぶっちぎられるというか。 これはいい。1.omg!oh, my goodness!ってアルバムタイトルのコールがちりばめられるオープニング。ファンク?っぽいノリ?なのかな。このコールの言い方でずいぶん遊んでるっぽい。いたずらっ子みたいな気配がする。かわいい。2.Supernovaオープニングから繋がっていきなりサビのフレーズがどーん!とかまされる「一夜だけのSupernova」とか、刹那の情熱、的な歌詞世界。結構大人っぽいんだなあ。疾走感とかスピード感が歌詞世界のせっぱつまった感じを強調してる。音も歌唱もすごく練られてバラエティに富んで盛ってるみたいです。かっこいい。3.BING♂ビンゴゲームをモチーフに遊んでる歌。ラップとかファルセットとか加工した音声とか台詞っぽかったり、歌唱もすごく楽しんでる。ファンキーにノリよく愉快。ビンゴの当たり外れを人生の運不運に例える運命論的人生観をクールに軽くいなしていこうぜ。的な。4.Sexy.Honey.Bunny!これ再生回数が桁違いにぶっちぎってる。なんかハマっちゃって。サビんとこのキレのよいフレーズ、Hot! Hot! Hot!って音階がとんとんとん、と上がってくとこが気持ちよくて気持ちよくて癖になる。声の重なりも厚みがあって豪勢。それにしてもイノッチってホント歌巧いねえ。どの曲もそうなんだろうけど、6人の個性がうまく活かされてるんだろうなあ。5.Maybe4曲目までの音を重ねて盛った感じから、うってかわってシンプルに旋律を活かしたアレンジ。ギターが甘く切なくキいてる。洋楽っぽいのかな?なんかオシャレ。三宅君の声が印象に残る。なんかこう、明るい朗らか兄ちゃん、ていうイメージが強いんだけど..
音楽
シロタ
2014-06-18T12:13:55+09:00
ドラマの主題歌になった「Sexy.honey.Bunny!」を聴きたくなって入手してみたら、なんすかコレ。すごくイイ。よく出来てる。
ソングライティングにチカラ入ってるというか、曲の錬られぐあいがハンパじゃない。
歌唱も創意工夫に満ちて、すごく楽しんでるのが伝わってくる。
楽しい。気持ちいい。
そいで、ジャニーズ的・V6的な真・善・美、ていうか、前向きで健やかに明朗快活なステキあんちゃん達の世界が全開でぶっちぎられるというか。
これはいい。
1.omg!
oh, my goodness!ってアルバムタイトルのコールがちりばめられるオープニング。ファンク?っぽいノリ?なのかな。このコールの言い方でずいぶん遊んでるっぽい。いたずらっ子みたいな気配がする。かわいい。
2.Supernova
オープニングから繋がっていきなりサビのフレーズがどーん!とかまされる「一夜だけのSupernova」とか、刹那の情熱、的な歌詞世界。結構大人っぽいんだなあ。疾走感とかスピード感が歌詞世界のせっぱつまった感じを強調してる。音も歌唱もすごく練られてバラエティに富んで盛ってるみたいです。かっこいい。
3.BING♂
ビンゴゲームをモチーフに遊んでる歌。ラップとかファルセットとか加工した音声とか台詞っぽかったり、歌唱もすごく楽しんでる。ファンキーにノリよく愉快。ビンゴの当たり外れを人生の運不運に例える運命論的人生観をクールに軽くいなしていこうぜ。的な。
4.Sexy.Honey.Bunny!
これ再生回数が桁違いにぶっちぎってる。なんかハマっちゃって。サビんとこのキレのよいフレーズ、Hot! Hot! Hot!って音階がとんとんとん、と上がってくとこが気持ちよくて気持ちよくて癖になる。声の重なりも厚みがあって豪勢。それにしてもイノッチってホント歌巧いねえ。どの曲もそうなんだろうけど、6人の個性がうまく活かされてるんだろうなあ。
5.Maybe
4曲目までの音を重ねて盛った感じから、うってかわってシンプルに旋律を活かしたアレンジ。ギターが甘く切なくキいてる。洋楽っぽいのかな?なんかオシャレ。三宅君の声が印象に残る。なんかこう、明るい朗らか兄ちゃん、ていうイメージが強いんだけど、その彼が、おそるおそる愛に踏み出す、ちょっと切なくてもじもじした歌を歌ってる、ていう感じがぐっとクる。ファンの人はもっとクるんだろうなあ。
6.only dreaming
離れた場所で切なく望みなく相手を思う、ていう歌詞世界が大変にツボった。せつねえ。「眠る前 君の名前 何度も何度も呼んで 夢の中 出会えますか それだけでいい」とか、またこの旋律がすごく印象的で、すとーんと入ってくる。心地よいミドルテンポ、すぐ歌える感じのスムーズさ。
7.D.I.S
ファンク?ディスコ?なに調というのか知らんけど、なんか懐かしい感じのするアレンジ。踊るんだろうなーこれは。ノリノリの高揚感、称揚感が気持ちいい。気づいたら口ずさんでる。気持ちが上がる感じで、素直に気持ちいい。
8.エキゾチック・トリップ
ヘンな歌(笑)。歌詞もなんだか…?とっちらかってて、やりすぎ感を否めないというか。でもなんか妙に気になる曲。
9.バリバリBUDDY!
ダンスの速い動きで有名な曲だっけ? V6らしいなー、とか思った。個人的にV6って、「WAになって踊ろう」とか「愛なんだ」とか、TV番組「学校へ行こう」なんかの印象が強くて、つまり、前向きで明るく愉快な楽しい兄ちゃんたち&愛には真面目、って感じなんだけど、そういう感じに満ち満ちてるというか。V6の明るさ楽しさって上滑りしてないっていうか、えらい根性据わってる気がするんだよね。愛を感じる。
10.大人Guyz
大人買いと掛けてて、お買い物しまくる歌。思い切って強気に無茶な買い物するように、世界をすべて手に入れちゃおうぜ、的に粋がってるのね。リズムがテンポよく気持ちよくて、買い物カートごろごろしながら闊歩する姿が見えるようです。歩ってるときとかに聴くとぐいぐいずんずん歩ける。なんか強気になれていいかも。
11.ROCK YOUR SOUL
王道のかっこよさぶっちぎり、戦隊ヒーローとかの主題歌ちっくな勇ましさ。行くぜ!みたいな前のめりな疾走感がぐっとキます。エレギのギュインギュインとかエレクトリックな重低音とか野太く気合いを入れる雄叫びとかがかっこよす。
12.線香花火
柔らかく繊細なピアノ、アコギに彩られたバラード。長野君の微かにハスキーな甘い声を堪能。ひとりひとりの歌唱を丁寧に扱っていて、それぞれの持ち味がしっとり味わえる。イノッチの深く厚みのある声とか、三宅君のぽろぽろとつたない素朴さ、とかもクる。語りかけるように大事に大事に歌ってる感じがして、人を恋うる気持ちとその儚さを大切にしようとする思いが伝わってくる。なかなか沁みる。
13.親愛なる君へ
歌詞が見事すぎる。手紙形式で別れた恋人に宛てて思いを語りかけてる。歌の言葉として、旋律にノって聴いてると、音の高低の波の気持ちよさと、歌詞内容の切なさにうっとりヤられる。一曲の中にも物語があって、その手紙を書いた人物の心情や、ひょっとしたら手紙書いたものの出さなかったんじゃないかな、とか想像が広がる歌詞世界。
ハーモニーがきれい。最後んとこ、英語の歌唱の滑らかさにビビる。
14.kEEP oN.
テイストの違う曲を何曲も詰め込んだような、凝ってる曲。爽やかポップに始まったかと思えば、ラップ、ダンスミュージック、ファンク、ミュージカル調(爆笑モノ)、ラストはフォーク?かな? 様々な歌唱が散りばめられてて盛りっ盛り。すっごいtryしてておもしろいんだけど、個人的には、忙しいわ!ってツッコみたくなるかな。やりすぎ感。
15.orz...
1曲目の Oh! My! Goodness! のアウトテイク。笑。笑笑。悪ふざけ感満載。楽しそうだなー。
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「そこのみにて光輝く」
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2014-04-24
→「そこのみにて光輝く」公式webサイト(音が出ます) 観た。はー。観たよ。 ていうかしばらくこのブログ放ったらかしでしたが、相変わらずあれこれ観たり聴いたり読んだりごはんつくったりしてました&しています。 なんかあんまり書いたり発表したりする気分じゃなかったもんで。 で、「そこのみにて…」。 綾野剛目当てで観に行ったんでした。 ここんとこドラマ「最高の離婚」「空飛ぶ広報室」「イヌゴエ」「S-最後の警官-」「闇金ウシジマくん(season2)」「ロング・グッドバイ」、映画「クローズゼロⅡ」「シュアリーサムデイ」「渋谷」「孤独な惑星」「GANTZ PERFECT ANSWER」「新しい靴を買わなくちゃ」など立て続けに観て、どんだけ綾野剛視聴強化月間なのか。(気になる人強化月間視聴は今までにも、イーサン・ホークやロビン・ウィリアムス、レオナルド・ディカプリオ、アントニオ・バンデラス、松田龍平とかでもやらかしてる。自分じゃ選ばない雰囲気の作品とかも観れてなかなかおもしろいです<強化月間) しかし当人の実力もさることながら、綾野剛のマネージャーってすげえ凄腕なんじゃないかな。こんだけの仕事さばくのってすごくない? で、なかなか話がすすまないけど、「そこのみにて光輝く」。 いい映画でした。 函館の街の情景が活きてて、海辺とか北海道弁とか、その土地に根ざしているものが全編に濃厚に漂ってて、その雰囲気だけで、うおぅ、って気圧される。 特に北海道弁がクる。「やめれや」「わかんないしょ」「なしたの」「なんもなんも」「わやだべ」 一応わたしネイティブだし、そんなに強烈な印象じゃない類の方言だと思ってたけど、こうして街の情景や人々の営みを映しながら話されると、じわじわ滲むようにキいてくる。言葉が生きてる感じ。 お話は、あまり好きな類の話じゃない。 底辺とか貧乏とか、行き詰まってる人の話はキホン嫌い。妙にびちょっと情緒的にヒサンだったり、貧乏でも明るく前向き・心持ち次第でシアワセ☆とかいう欺瞞だったり、的な描かれ方が多い気がして、そういうの嫌い。 でも「そこのみにて光輝く」は、そういうのじゃなかった。なんか普通に行き詰まってた。 停滞と閉塞に膿んで、うんざりして徹底的に行き詰まってんだけど、そういうのにいちいち嘆いてたら生きていかれないので、それを受け容れて、ていうか受け容れざるを得ず、普通に日々を過ごしている。 拓児/菅田将暉がすごく..
映画
シロタ
2014-04-24T13:20:53+09:00
→「そこのみにて光輝く」公式webサイト(音が出ます)
観た。はー。観たよ。
ていうかしばらくこのブログ放ったらかしでしたが、相変わらずあれこれ観たり聴いたり読んだりごはんつくったりしてました&しています。
なんかあんまり書いたり発表したりする気分じゃなかったもんで。
で、「そこのみにて…」。
綾野剛目当てで観に行ったんでした。
ここんとこドラマ「最高の離婚」「空飛ぶ広報室」「イヌゴエ」「S-最後の警官-」「闇金ウシジマくん(season2)」「ロング・グッドバイ」、映画「クローズゼロⅡ」「シュアリーサムデイ」「渋谷」「孤独な惑星」「GANTZ PERFECT ANSWER」「新しい靴を買わなくちゃ」など立て続けに観て、どんだけ綾野剛視聴強化月間なのか。
(気になる人強化月間視聴は今までにも、イーサン・ホークやロビン・ウィリアムス、レオナルド・ディカプリオ、アントニオ・バンデラス、松田龍平とかでもやらかしてる。自分じゃ選ばない雰囲気の作品とかも観れてなかなかおもしろいです<強化月間)
しかし当人の実力もさることながら、綾野剛のマネージャーってすげえ凄腕なんじゃないかな。こんだけの仕事さばくのってすごくない?
で、なかなか話がすすまないけど、「そこのみにて光輝く」。
いい映画でした。
函館の街の情景が活きてて、海辺とか北海道弁とか、その土地に根ざしているものが全編に濃厚に漂ってて、その雰囲気だけで、うおぅ、って気圧される。
特に北海道弁がクる。
「やめれや」「わかんないしょ」「なしたの」「なんもなんも」「わやだべ」
一応わたしネイティブだし、そんなに強烈な印象じゃない類の方言だと思ってたけど、こうして街の情景や人々の営みを映しながら話されると、じわじわ滲むようにキいてくる。言葉が生きてる感じ。
お話は、あまり好きな類の話じゃない。
底辺とか貧乏とか、行き詰まってる人の話はキホン嫌い。妙にびちょっと情緒的にヒサンだったり、貧乏でも明るく前向き・心持ち次第でシアワセ☆とかいう欺瞞だったり、的な描かれ方が多い気がして、そういうの嫌い。
でも「そこのみにて光輝く」は、そういうのじゃなかった。なんか普通に行き詰まってた。
停滞と閉塞に膿んで、うんざりして徹底的に行き詰まってんだけど、そういうのにいちいち嘆いてたら生きていかれないので、それを受け容れて、ていうか受け容れざるを得ず、普通に日々を過ごしている。
拓児/菅田将暉がすごくイイ。素直で懐っこくてちょっとバカで、いちいち危なっかしくて目が離せない。
にかーっと音がするみたいな全開の笑顔とか、何故か見てる方が泣けてきそうな、何かを捨てきってて、奇跡みたいな笑顔。
このコが開けっぴろげに達夫/綾野剛に懐いてちょろちょろすんのがすごく愛しい風景に見える。
千夏/池脇千鶴もイイ。この人、角度によって鼻の下のすじとかほうれい線が目立ち、鼻から口元のあたりに、幼いような、獣っぽいような、妙に腥(なまぐさ)い感じが漂う気がするんだけど、それがイイ。肉感的な二の腕や太股ももったりやさぐれててイイ。
達夫/綾野剛もやっぱりイイ。演じてる、とは思えなかった。そもそも綾野剛ってこういう人なんじゃないか、とか思うくらい、達夫っていう人がそこに居る感じ。
演じてる役者のことを“中の人”って言う言い回しがあるけど、その例で言うなら、中の人と外側に被ってる役柄の皮が限りなく薄い感じ。もしくは、ところどころ剥けて、中の人の素を感じてしまうような。
ていうかこれ、役者みんなすごいね。中島/高橋和也の脂っこさとか、松本/火野正平の飄々とか、母ちゃん/伊佐山ひろ子の退廃な感じとか、隙のなさというか固め方がすごい。ぎっちり詰まってる感じ。
画ヅラとして、やたらに人物が接写される場面が印象に残ってて、それによって、表情のみならず、肌や髪や汗の質感とか、肉体や身体感覚がえらい迫力だった。むわっと匂ってくるみたいな感じが不快感すれすれの迫り方。
千夏と達夫のセックスシーンとか、特にそれを感じた。すごく生々しい。けど、露悪的ではない。エロティックなんだけど、どこか淡々としてる。
お互いに、相手を思う、求める気持ちにあふれてるんだけど、それよりも、ただただ、圧倒的な肉体の存在感。
綾野剛の背中、池脇千鶴の腕と足。ひたすらに、互いの肌を探り合う、真剣に作業してるみたいな男女。みたいに見えた。
全体に、すごく濃厚で濃密でぎゅうぎゅうに詰まってるのに、どこか乾いて突き放してて、ある部分であっけなく逃がしてる感じがして、この雰囲気好き。
ラストシーンはハッピーエンドじゃないけど悲惨なだけでもない。希望が滲むってこともないんだけど、突き抜けたような諦観と達観、みたいな。
タイトルの通り、ただその瞬間だけがある、と思えて、うん、いい映画だったなー、とか思った。
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最近見たテレビ番組
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2013-11-14
最近はテレビの見方がすっかり変わって、リアルタイム視聴がほとんどなくなった。たいてい録画してまとめ視聴。CMがウザ過ぎてトバせないとイライラする。時間帯にもよるんだろうけど、保険とサラ金(死語?)とバクチ(証券取引)のCM増えたよなー……気持ち悪…。「モヤモヤさまぁ~ず2」「さまぁ~ず×さまぁ~ず」オットがさまぁ~ず好きでちょくちょく見るようになったんだけど、なんかこのヒトらはすごいのかもしれない。いっぺん見ておしまい、ってんじゃなくて何回も繰り返しておもしろく見られる。「モヤさま」は大江さんや狩野さんや一般人の素人さんをうまーいこといじって立たせて見せてんだなー。ていうのが、さまぁ~ずのいないスピンオフ番組「ペライチ」の寒さ苛立たしさを見た時にわかった。狩野さんのいつでもガチ本気な様が愛しい。冗談なんだろうけど彼女がブスとか言われる様にムカっ腹。ブス言うな!「さまぁ~ず×さまぁ~ず」は、だらだら喋ってるだけなのになんかつい見ちゃう、ていうか聞いちゃう。家計簿つけたりもやしのひげ根とりしたり作業用ながら見に最適。「水曜どうでしょう」関連本(「結局、どうして面白いのか ──「水曜どうでしょう」のしくみ」「人生に悩む人よ 藤やん・うれしーの 悩むだけ損!」)を読んじゃうくらいにはハマった。初めて見たときはあんまり印象に残らなくて、なんでこんなに話題になってんのかわかんなかったけど、徐々にジワジワきた。なんだろうこの巻き込まれ感。内輪ウケっぽいのに嫌らしさが全然なくって、むしろ見てる側が「俺だけがわかるこのおもしろさ」的に「我こそが内輪のヒト!」みたいな気持ちになる。関東でも最近、最新作が放映されはじめたけど全っっっ然変わらないのがすごい。ちょっとカメラ増やしてみようかな、とか、きちんと司会してまとめていこうかな、とか欲が出そうなもんなのに、本当に全っっっっっっ然変わらない。すげえ。「あまちゃん」ひっさしぶりにドラマにハマった。ユイちゃんの自意識過剰っぷりにイタガユさを覚えつつ、でも、可愛いなあ。愛い愛い。暴走してるようでいて、どっか冷めてて自分を冷静に見てる視点も被せてくる「面倒くさい自分でごめんね」みたいなんが気持ちよかった。ツッコミが効いてる、みたいな。ドラマ全体にそういう感じ、朝ドラ的純粋少女真善美が突っ走りつつ、いちいちそれに照れてツッコんでるみたいなハズしがあって、それが笑えたし、痛快。最終回、ユイちゃんが..
TV
シロタ
2013-11-14T11:34:16+09:00
CMがウザ過ぎてトバせないとイライラする。時間帯にもよるんだろうけど、保険とサラ金(死語?)とバクチ(証券取引)のCM増えたよなー……気持ち悪…。
「モヤモヤさまぁ~ず2」「さまぁ~ず×さまぁ~ず」
オットがさまぁ~ず好きでちょくちょく見るようになったんだけど、なんかこのヒトらはすごいのかもしれない。いっぺん見ておしまい、ってんじゃなくて何回も繰り返しておもしろく見られる。
「モヤさま」は大江さんや狩野さんや一般人の素人さんをうまーいこといじって立たせて見せてんだなー。ていうのが、さまぁ~ずのいないスピンオフ番組「ペライチ」の寒さ苛立たしさを見た時にわかった。
狩野さんのいつでもガチ本気な様が愛しい。冗談なんだろうけど彼女がブスとか言われる様にムカっ腹。ブス言うな!
「さまぁ~ず×さまぁ~ず」は、だらだら喋ってるだけなのになんかつい見ちゃう、ていうか聞いちゃう。家計簿つけたりもやしのひげ根とりしたり作業用ながら見に最適。
「水曜どうでしょう」
関連本(「結局、どうして面白いのか ──「水曜どうでしょう」のしくみ 」「人生に悩む人よ 藤やん・うれしーの 悩むだけ損! 」)を読んじゃうくらいにはハマった。
初めて見たときはあんまり印象に残らなくて、なんでこんなに話題になってんのかわかんなかったけど、徐々にジワジワきた。なんだろうこの巻き込まれ感。
内輪ウケっぽいのに嫌らしさが全然なくって、むしろ見てる側が「俺だけがわかるこのおもしろさ」的に「我こそが内輪のヒト!」みたいな気持ちになる。
関東でも最近、最新作が放映されはじめたけど全っっっ然変わらないのがすごい。ちょっとカメラ増やしてみようかな、とか、きちんと司会してまとめていこうかな、とか欲が出そうなもんなのに、本当に全っっっっっっ然変わらない。すげえ。
「あまちゃん」
ひっさしぶりにドラマにハマった。ユイちゃんの自意識過剰っぷりにイタガユさを覚えつつ、でも、可愛いなあ。愛い愛い。暴走してるようでいて、どっか冷めてて自分を冷静に見てる視点も被せてくる「面倒くさい自分でごめんね」みたいなんが気持ちよかった。ツッコミが効いてる、みたいな。
ドラマ全体にそういう感じ、朝ドラ的純粋少女真善美が突っ走りつつ、いちいちそれに照れてツッコんでるみたいなハズしがあって、それが笑えたし、痛快。
最終回、ユイちゃんがトンネルを出られて本当によかった。泣いたぜ。
「NCIS:LA」シーズン2
昼の番組は本っっ当にCMが多くてウザい。録画必須。
これは単にケンジーとディークスにハマった。いい感じなのにくっつかないじれったさ、けど、そういうほどほどの距離感で軽口キいたりじゃれあったりしてんのにニヤニヤしちゃう。
早いとこ続き(今んとこシーズン5まであるらしい)見られるようにならんかなー。
「まほろ駅前番外地」
「あまちゃん」の松田龍平つながりでつい再放送チェック。番組検索ワードに「松田龍平」って入れたらオットに見つかって笑われた。何だよいいじゃねえか。
ていうか、松田龍平すげえ。実際に行天みたいな人身近にいたら気持ち悪いだろうけど、なんでこんなに魅力的なんだろう。
2話目あたりの、元カラオケ映像女優に「あんた偉いよ」みたいなこという場面が不思議に沁みた。何も持たずに漂白してるみたいなボロっちい行天が言うからちっともエラそうにならなくていい。
3話目くらいのストーカー事件の解決ぶりを見て、あーこのドラマの世界観て性善説でできてんだなーつうか基本的に皆いい人で邪悪な人がいないんだなーと思ったら、なんか納得いった。
「相棒」
新シーズンは半分惰性で見てるようなとこもありつつ、とりあえず退屈しない安心感と、毎日再放送される安定供給ぶりが個人的にはおトクで便利。皿洗いBGV、やすりがけBGV、ピカール磨きBGVに最上。
大河内監察官さまが好きなんだけど最近あんま出ないな、つか初期のガチガチにカタい感じが薄れて特命寄りに軟化してるのはあまり好まない。もっとツンツンして欲しい。
イタミンも好き。けど、やっぱり亀山に対抗するキャラとして映える気がするかなー。まあ今もそこそこ対・特命係の噛みつき犬として安定のポジションではあるけれど、もっとガウガウ噛みついて欲しい。しかしツンツンとガウガウ好きってどうなのか。
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紅ショウガ!紅ショウガ!
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2013-11-13
昨年の誓いの通り、新ショウガ3キロぶんの紅ショウガを漬けてやったぜ。ていうか3キロぶんってあんま大したことなかった。来年は5~7キロくらい漬けよう。今年も梅干を漬けたものの、梅仕事の本命はシロタ的には紅ショウガが本丸なのでした。ショウガを漬ける赤梅酢をとるために梅干し!どんだけ好きなんだよ紅ショウガ。いやでも、自家製は全然違います。ショウガの風味がたっておいしいんだよー。梅干漬けるとこからやんなくても、梅酢(醸造酢とか加えてないやつ)を買ってきて漬けてもいいかもね。新ショウガ。近所の農協に予約注文するほどの気合の入りっぷり。本気だよこのヒト…。茎を切り、切り分けてよく洗う。すごくきれいな新ショウガだったけど、関節が詰まってるとことかはちょっと土が残ってたんで切り分けてよくよく土を落とす。できるだけ大きな塊を残すように切り分けるとよいですね。全体に塩をまぶして呼び水加え、推し蓋と重石かけて一晩。濃い目の塩水に使ってる状態な。ショウガの水分を抜きます。塩分濃度は適当にしちゃったんでわかんないけど、ものの本によると3%~5%くらいみたいよ。水分が出てしなしなになった新ショウガの水を切って軽く拭き、半日ほど天日干し。この段階であからさまに量が減って見える。もっと漬ければよかったー。下漬けします。赤梅酢+水+酢で漬け液をつくって干した新ショウガを沈める。落とし蓋代わりにラップをぴったり伏せて空気抜き。うちの赤梅酢は塩分(19%)も赤紫蘇の色も濃いので水で薄めて使ってるけども、市販の梅酢とかならそのままでもいいと思う。酢をちょっと加えるのは味の好みと発色のため。一週間ほど漬けました。天日干し二回目。なんかもう既に出来上がってるふうな漬かり具合。下漬けの漬け液はショウガのアクが出るので捨てることになってます。が、今回は新ショウガがものすごく新鮮でいいコだったため、アクとかあんまりなかったみたい。もったいないので漬け終わった下漬け液でゴーヤーの薄切りを漬けてみました。まあまあだったかな。しかし、この下漬け液の再利用方法ってないもんかね。ホント惜しくて。新たに赤梅酢+水+酢で漬け液をつくって本漬け。味はだいたいしみてるみたいなんで、保存性を高める為の念押しみたいな感じかなー。ほんと材料がいいとラク。新ショウガいいコだ。落としラップで空気を抜き、とっぷり沈める。といっても、塩や天日干しでだいぶ水分を抜いてるのでそんなに神経質にならな..
食
シロタ
2013-11-13T11:21:04+09:00
昨年の誓い の通り、新ショウガ3キロぶんの紅ショウガを漬けてやったぜ。
ていうか3キロぶんってあんま大したことなかった。来年は5~7キロくらい漬けよう。
今年も梅干を漬けたものの、梅仕事の本命はシロタ的には紅ショウガが本丸なのでした。ショウガを漬ける赤梅酢をとるために梅干し!どんだけ好きなんだよ紅ショウガ。
いやでも、自家製は全然違います。ショウガの風味がたっておいしいんだよー。
梅干漬けるとこからやんなくても、梅酢(醸造酢とか加えてないやつ)を買ってきて漬けてもいいかもね。
新ショウガ。近所の農協に予約注文するほどの気合の入りっぷり。本気だよこのヒト…。
茎を切り、切り分けてよく洗う。すごくきれいな新ショウガだったけど、関節が詰まってるとことかはちょっと土が残ってたんで切り分けてよくよく土を落とす。できるだけ大きな塊を残すように切り分けるとよいですね。
全体に塩をまぶして呼び水加え、推し蓋と重石かけて一晩。濃い目の塩水に使ってる状態な。ショウガの水分を抜きます。塩分濃度は適当にしちゃったんでわかんないけど、ものの本によると3%~5%くらいみたいよ。
水分が出てしなしなになった新ショウガの水を切って軽く拭き、半日ほど天日干し。この段階であからさまに量が減って見える。もっと漬ければよかったー。
下漬けします。赤梅酢+水+酢で漬け液をつくって干した新ショウガを沈める。落とし蓋代わりにラップをぴったり伏せて空気抜き。
うちの赤梅酢は塩分(19%)も赤紫蘇の色も濃いので水で薄めて使ってるけども、市販の梅酢とかならそのままでもいいと思う。酢をちょっと加えるのは味の好みと発色のため。
一週間ほど漬けました。
天日干し二回目。なんかもう既に出来上がってるふうな漬かり具合。下漬けの漬け液はショウガのアクが出るので捨てることになってます。が、今回は新ショウガがものすごく新鮮でいいコだったため、アクとかあんまりなかったみたい。
もったいないので漬け終わった下漬け液でゴーヤーの薄切りを漬けてみました。まあまあだったかな。
しかし、この下漬け液の再利用方法ってないもんかね。ホント惜しくて。
新たに赤梅酢+水+酢で漬け液をつくって本漬け。味はだいたいしみてるみたいなんで、保存性を高める為の念押しみたいな感じかなー。ほんと材料がいいとラク。新ショウガいいコだ。落としラップで空気を抜き、とっぷり沈める。といっても、塩や天日干しでだいぶ水分を抜いてるのでそんなに神経質にならなくてもいいのかも。
本漬け一週間ほどで出来上がり。だいぶ嵩が減ったなー。ジップロックコンテナ角型大サイズ(946ml)に収まってしまいます。常温保存で1年くらいはイケるかなー。その前に食いきっちゃうだろうな。
何度撮りなおしても旨そうに撮れない、テッパン美味紅ショウガだれ。紅ショウガをみじんに刻み、砂糖+酢+醤油+ゴマ油。
茹でたり蒸したりした肉や野菜にかけると無限に食える。練りゴマだれやマヨネーズとあわせるとこれまた食が進撃しまくる。
鍋料理の漬けだれに加えたり、炒め物の仕上げにぶっこんでもウマいです。
オットはこのたれだけをご飯にのっけてかっこんだりします。
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遠く離れた街で誰かを思う、とかそういう歌
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2013-10-20
最近久しぶりに渡辺美里の「冷たいミルク」とか聴いて気づいたんだけど、どうもわたしは、遠く離れた街で誰かを思ってしんみり、とか、そういう歌が好きみたいなのでした。「冷たいミルク」 詞/渡辺美里 曲/岡村靖幸渡辺美里「Flower Bed」収録。ニューヨークに住んでる青年がかつての恋人を思う歌。思いはあるんだけど、現在進行形ではなくて過去に向けられてる感じの諦め感がオトナ。歌詞に街の情景が描かれ、遠く離れた距離感を感じさせて切ない。旋律の高低のリズムが体感的に気持ちよくってよく歌う。難しいけど。「Confession~告白~」 詞/西門加里 曲/木根尚登TM NETWORK「Gorilla」収録。懐っつかしい。これもニューヨークかな? どっかアメリカの大都市の片隅、って雰囲気。不器用ながらも慣れない街で自分なりの生活を築いて、ふと君のことを思い出すよ、みたいな感じ。「うまく生きていくのは あいかわらず下手だけど」っていう歌詞が、主人公の過去になにごとかあったのだろうことを思わせるようで。響く。優しい旋律と柔らかい雰囲気の歌唱が、ゆったりたゆたうようなのだけど、そこに至るまでに苦悩とか痛みとかあったのだろうなあ、的な気がしてしまって、うん、なんかいろいろ考えてしまう。「STILL LOVE HER(失われた風景)」 詞/小室哲哉 曲/小室哲哉・木根尚登TM NETWORK「CAROL」収録。個人的にはこれと↑の「Confession」はセットになってる。この曲の主人公はロンドン。過去形の歌詞が、後ろ向きに過去に浸る感じを醸し出してるけど、冬の街の澄んだ情景描写とか、旋律とかウツの歌唱に、過去をすべて納得して受け容れてる感じがして不思議に力強い。「I Still Think About You」Dr.John「AFTERGLOW」収録。これは別に、どっか遠くの街て、っていう描写はないんだけども、なんかすげえ引きずってる感じがせつねえ。でもこれ日本語だったらうざくていやかも。未練たらたらって感じではないんだけど、忘れようにも忘れられない、未だにお前を思ってしまう、どうしているか気になる、っていうのがツボ。曲はメロウちゅーか、たるーい感じでそんなに印象に残る訳ではないんだけども。「SAD EMOTION」 詞/神沢礼江 曲/木根尚登TM NETWORK「Gorilla」収録。ぎゃー。ぎゃー。懐かしすぎてせつなすぎて死ぬ。これ..
音楽
シロタ
2013-10-20T20:01:00+09:00
「冷たいミルク」 詞/渡辺美里 曲/岡村靖幸
渡辺美里「Flower Bed」収録。
ニューヨークに住んでる青年がかつての恋人を思う歌。思いはあるんだけど、現在進行形ではなくて過去に向けられてる感じの諦め感がオトナ。歌詞に街の情景が描かれ、遠く離れた距離感を感じさせて切ない。
旋律の高低のリズムが体感的に気持ちよくってよく歌う。難しいけど。
「Confession~告白~」 詞/西門加里 曲/木根尚登
TM NETWORK「Gorilla」収録。
懐っつかしい。これもニューヨークかな? どっかアメリカの大都市の片隅、って雰囲気。
不器用ながらも慣れない街で自分なりの生活を築いて、ふと君のことを思い出すよ、みたいな感じ。
「うまく生きていくのは あいかわらず下手だけど」っていう歌詞が、主人公の過去になにごとかあったのだろうことを思わせるようで。響く。
優しい旋律と柔らかい雰囲気の歌唱が、ゆったりたゆたうようなのだけど、そこに至るまでに苦悩とか痛みとかあったのだろうなあ、的な気がしてしまって、うん、なんかいろいろ考えてしまう。
「STILL LOVE HER(失われた風景)」 詞/小室哲哉 曲/小室哲哉・木根尚登
TM NETWORK「CAROL」収録。
個人的にはこれと↑の「Confession」はセットになってる。この曲の主人公はロンドン。
過去形の歌詞が、後ろ向きに過去に浸る感じを醸し出してるけど、冬の街の澄んだ情景描写とか、旋律とかウツの歌唱に、過去をすべて納得して受け容れてる感じがして不思議に力強い。
「I Still Think About You」
Dr.John「AFTERGLOW」収録。
これは別に、どっか遠くの街て、っていう描写はないんだけども、なんかすげえ引きずってる感じがせつねえ。でもこれ日本語だったらうざくていやかも。
未練たらたらって感じではないんだけど、忘れようにも忘れられない、未だにお前を思ってしまう、どうしているか気になる、っていうのがツボ。
曲はメロウちゅーか、たるーい感じでそんなに印象に残る訳ではないんだけども。
「SAD EMOTION」 詞/神沢礼江 曲/木根尚登
TM NETWORK「Gorilla」収録。
ぎゃー。ぎゃー。懐かしすぎてせつなすぎて死ぬ。
これも別に、離れた街に居る的な描写はないんだけど、もう二度と会えないことが決定的に確定されていて、それでも相手の幸福を願う切なさにやられる。
「偶然 街で君と出会う そんな奇蹟あるなら」とか、「見守れなくて悲しいけれど」とか、歌詞といい旋律といい編曲といい、せつな過ぎて悲し過ぎてツボ過ぎる。
「GOODNIGHT IRENE」 John Lomax、H.Ledbetter
Dr.John「trippin'live」収録。
これは…実は「おやすみ、アイリーン」とか、たいしたこと言ってないんだけど。
わたしのなかで勝手に、刑務所に収監されてる男が好きな女を思って「おやすみ」っていう、そういう状況だと思い込んでた。その女は男を待たずに別の人と余所の知らない町で幸せに暮らしてたりしてて、それでも刑務所の男にとっては「おやすみ」っていう相手がいるだけで支えになってたりするんだろうな、とかそこまで勝手につくってました。捏造はなはだしいな。
英語の解説とか拾い読みでなんか勘違いしたらしいんだよね。この曲を書いた人が刑務所で二重生活をしてた、とかそういうコメントが付いてて、そのせいだな。
すごく明るく賑やかな曲調なのがまたせつなくってツボ。悲しいことを明るく歌うのってせつなさ倍増でよくねえ?ライブの最後に演奏されることが多いらしく、それがまた、ライブ後の祭の後的寂寥感まで添加され、せつなツボ直撃。
つうか、ちょい前の曲ばっかだなあ。最近の音楽ほとんど聴いてない。
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「パシフィック・リム」
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2013-08-22
→公式webサイト2D字幕だったけど、むっはー(鼻息)。いやもう十分むっはー。3Dで観たらエラいことになりますな。おもしれえ。超おもしれえ。めっさ楽しかった。手に汗握りつつ「うっしゃああー!」とか「わわわわ…」とか「行けー!いてまえー!!」とか心の中でひとり大騒ぎ状態。怪獣モノとか巨大ロボット戦闘モノとか、往時の特撮&アニメ作品への愛と敬意に満ち満ちて盛大にあふれまくり、凝りに凝ってて、すっげえ楽しい。つくってる人がものすごーく楽しんだんだろなー、ていうのが伝わってきてわくわくする。シアワセな映画だなー。冒頭から、怪獣出た!→戦闘準備だー!→パイロット達の身支度、とかこのくだりでもう胸アツ激アツ。パイロットスーツのパーツをがちがち取り付けてぎゅんぎゅんネジ締めて背骨みたいなパーツを嵌めこんでバチン、ていうところとか、こういうメカメカしい仕掛けってどうしてこんなに血が滾るんだろう。楽しい。超楽しい。怪獣もロボットもとにかくぎっちり重くて、どっか手づくり感を感じさせる野暮ったさというか、着ぐるみとまではいかないけどひょっとしたら「中の人」が入ってそうな“身が詰まってる”感。昨今のCG映像ってスマートでしゅっと洗練されてて、それがキレイ過ぎて軽くなっちゃうことってない? 「ターミネーター4」とか「トランスフォーマー」のマシンさん達(いやあれらもすごいと思うけども)の軽く20倍は詰まってて重そう。ていうかでかいし。ちなみにわたしの贔屓はクリムゾン・タイフーンでござる。雷雲旋風拳!ていう必殺技がいかにもそれっぽくて正統なロボット特撮モノの風情でいいねいいね。もっと活躍してほしかったなー。しかしさー、どのイェーガーも余りにデカ重過ぎて、もちっと軽い機動力重視のコとか居てもよかったんじゃないの、とか、ちょ、そのデカ重イェーガーを運ぶ輸送ヘリの出力ハンパないっす、とか、その図体で市街地格闘ってむしろ被害拡大じゃないすか、とか、もっとさっさと必殺技出せよー、とか、すごい余計なこと言いたくなっちゃう感じも正しく怪獣特撮モノっぽい。音楽・音響効果もそれっぽい。うわ来るぞ来るぞ来るぞばばーん!出たー!!みたいな、重低音ドムドムに滾る。怪獣がカイジューカイジュー言われてんのも楽しい。日本語のニュアンスだと、怖いんだけどもどこかユーモラスでかわいげがあって、常にやっつけられる役割ゆえの悲哀もただよったりすると思うのね。襲ってくるカイジューは..
映画
シロタ
2013-08-22T10:29:49+09:00
→公式webサイト
2D字幕だったけど、むっはー(鼻息)。いやもう十分むっはー。3Dで観たらエラいことになりますな。
おもしれえ。超おもしれえ。めっさ楽しかった。
手に汗握りつつ「うっしゃああー!」とか「わわわわ…」とか「行けー!いてまえー!!」とか心の中でひとり大騒ぎ状態。
怪獣モノとか巨大ロボット戦闘モノとか、往時の特撮&アニメ作品への愛と敬意に満ち満ちて盛大にあふれまくり、凝りに凝ってて、すっげえ楽しい。
つくってる人がものすごーく楽しんだんだろなー、ていうのが伝わってきてわくわくする。シアワセな映画だなー。
冒頭から、怪獣出た!→戦闘準備だー!→パイロット達の身支度、とかこのくだりでもう胸アツ激アツ。
パイロットスーツのパーツをがちがち取り付けてぎゅんぎゅんネジ締めて背骨みたいなパーツを嵌めこんでバチン、ていうところとか、こういうメカメカしい仕掛けってどうしてこんなに血が滾るんだろう。楽しい。超楽しい。
怪獣もロボットもとにかくぎっちり重くて、どっか手づくり感を感じさせる野暮ったさというか、着ぐるみとまではいかないけどひょっとしたら「中の人」が入ってそうな“身が詰まってる”感。
昨今のCG映像ってスマートでしゅっと洗練されてて、それがキレイ過ぎて軽くなっちゃうことってない? 「ターミネーター4」とか「トランスフォーマー」のマシンさん達(いやあれらもすごいと思うけども)の軽く20倍は詰まってて重そう。ていうかでかいし。
ちなみにわたしの贔屓はクリムゾン・タイフーンでござる。雷雲旋風拳!ていう必殺技がいかにもそれっぽくて正統なロボット特撮モノの風情でいいねいいね。もっと活躍してほしかったなー。
しかしさー、どのイェーガーも余りにデカ重過ぎて、もちっと軽い機動力重視のコとか居てもよかったんじゃないの、とか、ちょ、そのデカ重イェーガーを運ぶ輸送ヘリの出力ハンパないっす、とか、その図体で市街地格闘ってむしろ被害拡大じゃないすか、とか、もっとさっさと必殺技出せよー、とか、すごい余計なこと言いたくなっちゃう感じも正しく怪獣特撮モノっぽい。
音楽・音響効果もそれっぽい。うわ来るぞ来るぞ来るぞばばーん!出たー!!みたいな、重低音ドムドムに滾る。
怪獣がカイジューカイジュー言われてんのも楽しい。
日本語のニュアンスだと、怖いんだけどもどこかユーモラスでかわいげがあって、常にやっつけられる役割ゆえの悲哀もただよったりすると思うのね。
襲ってくるカイジューはかなり凶悪で強力な怪物なんだけど、それをMonsterって呼ぶのとカイジューって呼ぶのでは全然違って見える気がするなー。でもこのへんのニュアンスを感じられるのは日本語人の特権かも。
んで、そんだけ激しく怪獣ロボット特撮アニメへの愛を炸裂させまくってるんだけども、「疎いオマエらにはわからんだろエヘン」みたいなヘンなオタク的偏狭さ狭量さは微塵もなくって、そこいらへんに詳しくない人もフツウにアクションとかSFとか人間ドラマ的におもしろがれる。
ていうかむしろ、詳しくない人もそれらに興味を持って「怪獣映画ってそんなにおもしろいんだ、観てみたいなー」て思うんじゃないかな。
とりあえずわたしは激しく観たいと思いましたよコンバトラーVとデンジマン~サンバルカン世代ですピース。
菊地凛子がよい。なんかこの人、妙にアンバランスな感じがして好き。
すごく強くて賢いのにある一面で極端に脆く不安定で、ていうかそういう役柄だからなんだけど、「バベル」のときの危なっかしいキワキワの感じも思い出され、なんかこう、ハラハラして目が離せない。
ていうか目つきがおかしいよこの人。とか言うと誤解を招くが、うーんなんつうかな、軽く狂ってる目というか、激情とか矛盾とか蹉跌とかいろいろ複雑なものを抱え込んで、しかもその振れ幅が相当激しく、なのに本人は結構あっさりその複雑系を抱え込んでいる、すごいパワーのある感じの目(激賞)。
(ただ、なんかな…そういうアンバランスな存在感が強過ぎるのかな、ローリーとマコのコンビ感はなんかウスい気がしちゃったかな…。)
この人のこのヤバい感じの危うさが、怪獣と巨大ロボットていうよく考えると馬鹿馬鹿しい世界設定に重力を持たせてると思う。
もーすっごいすっごいおもしろかった。いいもの観た。万歳。
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ユズの種&ドクダミ化粧水
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2013-06-21-1
※訂正、追記あり。更新扱いで再upします。昨年末、ユズが安かったんでまとめ買いしたのね。で、ほっとくとしなびてカビ生えてくるんで、果汁→冷蔵皮→刻んで冷凍種→無水消毒用エタノールにぶっこむと処理した訳です。果汁と皮は料理に使うだろうけど、種を漬け込んでどうするのかというと化粧水になるらしいと聞いたもんでな。あまりに種がどっさり入ってるもんで、捨てるのがもったいなく、なんかしたくなったんだよ。ユズ種に含まれるペクチンに保湿効果があるとかいう話らしいんだがそうなのかな…。ペクチンて確かジャムにとろみづけする成分だよね。で、それが昨年末のことで、その後3ヶ月くらいで種を取り出しました。ほんのり色付いてたかな。きもーちとろみを感じるっちゃ感じる。で、その漬け込んだ無水消毒用エタノールを水で割って化粧水として使うんですと。グリセリンとかエッセンシャルオイルとか足したりするのもよいらしい。→使ってみた。アルコール揮発にむせる。けほけほ。もっと割ってもいいのかな。効くのかどうかはよくわからん。水をつけてるみたいな感じ。グリセリンとかは特に入れなかった。なんか痒くなる気がするんだよねグリセリンて。その後、庭のドクダミ(雑草)が花咲いてかわいかったんで、そいつも漬け込んでみることにしました。根っこごと抜いてカラカラに乾燥させてから、ユズ種漬け込み済みの無水消毒用エタノールにIN。左の瓶は根っこ部分だけ、右は花・葉・茎・根全部入り。漬けて一週間くらいだけどもう成分が出てるのか、色付いてる。根っこ入り瓶は赤っぽく、全部入り瓶は緑色。結構しっかりドクダミの匂い。→使ってみた。アルコール揮発がそんなに気にならない。ドクダミの匂いのせいかな。原液:水の割合は2:3くらい。あの。なんか効く気がします。潤って肌理が整う感じ。次の日とか調子いい。ドクダミいいかも。さすが十薬っていわれるだけあるんだなー。今んとこ、洗顔→ユズ種&ドクダミ化粧水→生協のスクワラオイルの流れでやってみてます。後は、ときどきチョコラBBピュアを服んだり、モンモリオナイト(生活の木)で泥パックしてみたり。泥パックすごいよ。毛穴からいろいろと引っ張り出される感じでぎゅいーんと吸着。毛穴縮みます。楽しい。※追記 モト記事('13.6.21)では「無水エタノール」って書きましたが、手元の品物を確認したら「消毒用エタノール」でした。 エタノールの濃度が違うんだって。「無水エタノール..
雑貨、風物
シロタ
2013-08-20T15:03:22+09:00
昨年末、ユズが安かったんでまとめ買いしたのね。
で、ほっとくとしなびてカビ生えてくるんで、
果汁→冷蔵
皮→刻んで冷凍
種→無水消毒用エタノールにぶっこむ
と処理した訳です。
果汁と皮は料理に使うだろうけど、種を漬け込んでどうするのかというと化粧水になるらしいと聞いたもんでな。
あまりに種がどっさり入ってるもんで、捨てるのがもったいなく、なんかしたくなったんだよ。
ユズ種に含まれるペクチンに保湿効果があるとかいう話らしいんだがそうなのかな…。
ペクチンて確かジャムにとろみづけする成分だよね。
で、それが昨年末のことで、その後3ヶ月くらいで種を取り出しました。
ほんのり色付いてたかな。きもーちとろみを感じるっちゃ感じる。
で、その漬け込んだ無水消毒用エタノールを水で割って化粧水として使うんですと。
グリセリンとかエッセンシャルオイルとか足したりするのもよいらしい。
→使ってみた。
アルコール揮発にむせる。けほけほ。もっと割ってもいいのかな。
効くのかどうかはよくわからん。水をつけてるみたいな感じ。
グリセリンとかは特に入れなかった。なんか痒くなる気がするんだよねグリセリンて。
その後、庭のドクダミ(雑草)が花咲いてかわいかったんで、そいつも漬け込んでみることにしました。
根っこごと抜いてカラカラに乾燥させてから、ユズ種漬け込み済みの無水消毒用エタノールにIN。
左の瓶は根っこ部分だけ、右は花・葉・茎・根全部入り。
漬けて一週間くらいだけどもう成分が出てるのか、色付いてる。
根っこ入り瓶は赤っぽく、全部入り瓶は緑色。結構しっかりドクダミの匂い。
→使ってみた。
アルコール揮発がそんなに気にならない。ドクダミの匂いのせいかな。原液:水の割合は2:3くらい。
あの。なんか効く気がします。潤って肌理が整う感じ。次の日とか調子いい。
ドクダミいいかも。さすが十薬っていわれるだけあるんだなー。
今んとこ、洗顔→ユズ種&ドクダミ化粧水→生協のスクワラオイルの流れでやってみてます。
後は、ときどきチョコラBBピュアを服んだり、モンモリオナイト(生活の木)で泥パックしてみたり。
泥パックすごいよ。毛穴からいろいろと引っ張り出される感じでぎゅいーんと吸着。毛穴縮みます。楽しい。
※追記
モト記事('13.6.21)では「無水エタノール」って書きましたが、手元の品物を確認したら「消毒用エタノール」でした。
エタノールの濃度が違うんだって。「無水エタノール」→99.5%、「消毒用エタノール」→80%前後(健栄製薬webサイトより)。
で、化粧水づくりには「消毒用エタノール」でよかったっぽいです。
アルコール漬けでドクダミの生薬成分を引き出すんだけど、「無水」だと、水溶性の成分が抽出されづらいらしい。
つか、ウオッカや焼酎、ホワイトリカーとかで抽出するやり方もあるし、エタノールにこだわんなくていいのかも。
アルコール成分苦手な肌が弱い人は、ハーブティーとか漢方薬の要領で煎じたり煮出したりしてつくったりもするらしい。まあでもアルコール使うと衛生的に安心な気がするよね、防腐効果とか。
その後のドクダミ化粧水の使用感はすこぶる快調です。
あからさまにニキビができづらくなった。なんかこう、治りが早いつーか、回復力があがるつーか、別に怪我したわけじゃないんだけど。以前よりか皮膚が元気な気がする。
あとね、頭皮のかゆみにてきめん効いた。
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「リアル ~完全なる首長竜の日~」
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2013-07-30-1
→公式webサイト公開されて早いうちに結構はりきって観に行き、なかなかおもしろかったんでござるが、なんか文章をまとめる気分じゃなかったもんで書きかけで放っといてた。こういう、仮装現実とか意識ん中にダイブとか夢とか無意識とかフロイト/ユングくさい題材って大好き。大好物。フィロソフィカル・ゾンビとか勿体ぶった用語をもっともらしく連呼したい。わあいわあい<お祭り。画ヅラがかっこよくて気持ちいい。(関係ないけど最近のTV番組ってピントが甘いことない? 細かい手元のアップとか後ピン気味だったりしてさ。アレ地味にイライラする。で、そういうイライラが一切なくって)撮すべきものを撮すべく撮して過不足なくちゃんと見せてる、って感じですげー気持ちいい。光の加減が繊細で空気感がキーンと澄んでて緊張感ヤバい。そいでやっぱアレだ、廃墟の画ヅラのかっこよさとか既に官能の域。うっとり。いつなにが出てくんのか、っていう息詰まる緊張感に、惨殺死体とか怪しい少年の影とかがスッと差し挟まれる、そのタイミングがまあ怖い。なんの前触れもなく、かといって突飛すぎて浮くってことでもなく、「…ハッ!!」ってタイミングで来る。ひゅう(ため息)。キョン母ちゃんと健息子のなんかちょっと気まずい感じとか、オダジョー編集の上っ面ぽさとか、ビミョーな人間関係の描写はニヤニヤしながら見ちった。性格悪そうな描き方つーかな、やーな感じー。でも性格悪い人嫌いじゃないな。ニヤニヤ。んでそういう異様なイメージ差し挟みつつビミョーな人間関係が重ねられ、うわーなにこれうわー、ってなりながら、徐々に謎が明らかになってく。なんかヘンだなー、この人いっつもおんなじ服着てるよねー、とかひっかかることは幾つもあって、予測はできてるんだけど、それでもやっぱり「おおそうだったか!」ていう快感にカタルシスる。首長竜さん大暴れ&冗談みたいに吹っ飛ばされる佐藤健、とかにも大喜び。アクションアクション。頭ん中、意識の世界の何でもあり加減と、それでもその意識下での夢ロジック・夢ルールみたいなのがきちっとあって、その兼ね合いが説得力。竜退治→過去のトラウマの清算、ていうお話の持ってき方も神話的でほほーぅ、て深読みしたくなるよな。んで、黒沢清監督映画ていうと、じわっとものものしい雰囲気&それまでの黒沢作品を踏まえた観方・ノリ方必須、な感じなんかなー、とか構えてたら、なんか意外と普通に楽しめてびっくり。なんつかこう、..
映画
シロタ
2013-07-30T14:46:55+09:00
→公式webサイト
公開されて早いうちに結構はりきって観に行き、なかなかおもしろかったんでござるが、なんか文章をまとめる気分じゃなかったもんで書きかけで放っといてた。
こういう、仮装現実とか意識ん中にダイブとか夢とか無意識とかフロイト/ユングくさい題材って大好き。大好物。
フィロソフィカル・ゾンビとか勿体ぶった用語をもっともらしく連呼したい。わあいわあい<お祭り。
画ヅラがかっこよくて気持ちいい。
(関係ないけど最近のTV番組ってピントが甘いことない? 細かい手元のアップとか後ピン気味だったりしてさ。アレ地味にイライラする。で、そういうイライラが一切なくって)撮すべきものを撮すべく撮して過不足なくちゃんと見せてる、って感じですげー気持ちいい。
光の加減が繊細で空気感がキーンと澄んでて緊張感ヤバい。そいでやっぱアレだ、廃墟の画ヅラのかっこよさとか既に官能の域。うっとり。
いつなにが出てくんのか、っていう息詰まる緊張感に、惨殺死体とか怪しい少年の影とかがスッと差し挟まれる、そのタイミングがまあ怖い。
なんの前触れもなく、かといって突飛すぎて浮くってことでもなく、「…ハッ!!」ってタイミングで来る。ひゅう(ため息)。
キョン母ちゃんと健息子のなんかちょっと気まずい感じとか、オダジョー編集の上っ面ぽさとか、ビミョーな人間関係の描写はニヤニヤしながら見ちった。
性格悪そうな描き方つーかな、やーな感じー。でも性格悪い人嫌いじゃないな。ニヤニヤ。
んでそういう異様なイメージ差し挟みつつビミョーな人間関係が重ねられ、うわーなにこれうわー、ってなりながら、徐々に謎が明らかになってく。
なんかヘンだなー、この人いっつもおんなじ服着てる よねー、とかひっかかることは幾つもあって、予測はできてるんだけど、それでもやっぱり「おおそうだったか!」ていう快感にカタルシスる。
首長竜さん大暴れ&冗談みたいに吹っ飛ばされる佐藤健 、とかにも大喜び。アクションアクション。
頭ん中、意識の世界の何でもあり加減と、それでもその意識下での夢ロジック・夢ルールみたいなのがきちっとあって、その兼ね合いが説得力。
竜退治→過去のトラウマの清算 、ていうお話の持ってき方も神話的でほほーぅ、て深読みしたくなるよな。
んで、黒沢清監督映画ていうと、じわっとものものしい雰囲気&それまでの黒沢作品を踏まえた観方・ノリ方必須、な感じなんかなー、とか構えてたら、なんか意外と普通に楽しめてびっくり。
なんつかこう、テレビでゴールデンタイムに放映されても違和感なくお茶の間にたえる感じというか、サブカル臭さ・深夜枠臭さがないというかな。(偉そうな物言い)
うんおもしろかった。
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最近観た映画
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2013-07-30
最近観た、っていうか、ちょこっと前に観たのもあるけど。なんか観たらポメラにメモっとくのね。で、ある程度たまったらブログにupしてる。最近はそんな感じ。映画観るときも洗い物とか金属磨きとかやすりがけしながらとか、ながら見ばっかしだなー。「華麗なる賭け」ぐっときた。敵同士の男女が火花散らしつつ惹かれあう、ていうシチュエーションがツボ過ぎる。美男美女&金持ちで画ヅラがゴージャス、やらかすことがいちいちカッコつけまくっててしかもサマになってるし、なんかもう、うっとり堪能した。「Saving 10,000 自殺者一万人を救う戦い Winning a War on Suicide in Japan」ネットで無料公開されてるやつ。→公開webサイト。アイルランド人の青年から見た、自殺を巡る日本の状況が異常な件。わりとコンパクトにまとまってる。一番最後の、東尋坊で自殺防止の見回りや声かけ活動をしてる方の言が、制作者の一番言いたいことなんだろうなー。真っ当なことなんだけど、たぶん当事者側からすると「そりゃまあそうなんだけどさ…」的な距離を感じるつーか、正しすぎて眩しいつーか。うん、軽く絶望した。「インデペンデンス・デイ」おもしろかったー。なんかこう、ベタベタなお約束をお約束通りに果たす、妙に律儀な感じにニヤニヤしながら観てた。絶対地球人側が勝つよなー、ってわかってても、スターウォーズな攻撃がキまって宇宙船の釜の底がバルスするとヤホーーッ!ってなる。世間で言われてるほどアメリカ万歳って感じでもないと思ったけど、自ら立ち上がって独立運動なり戦争なり闘って独立を勝ち取った元植民地民(アメリカ人に限らず)の自主独立への気概って強烈なんだろうなーそりゃそうだよな…、とか、ぼんやり思った。「ハリーとトント」なんかフシギな映画。序盤で、取り壊されるアパートに居座ろうとする頑固じじいなハリーさんだったんだけど、中盤から後半にかけて仙人みたいな達観が漂い始める。諦めに似た受容というか、すでにこの世にないようなこだわらなさ。同道する猫が乗り物を嫌がったりして、そういうときは迷わず猫を優先し、周囲とトラブったりするんだけど、そういう場面のたびに、ハリーさんは社会から切り離されていくのだなあ…みたいな感慨に至り、もの悲しいような諦観を覚えたり。ただ、ラストシーンの陽光煌めく明るい風景には、まあいっかケセラセラって感じもあり。妙に枯れた味わい。「ハングオー..
映画
シロタ
2013-07-30T13:26:05+09:00
なんか観たらポメラにメモっとくのね。で、ある程度たまったらブログにupしてる。最近はそんな感じ。
映画観るときも洗い物とか金属磨きとかやすりがけしながらとか、ながら見ばっかしだなー。
「華麗なる賭け」
ぐっときた。敵同士の男女が火花散らしつつ惹かれあう、ていうシチュエーションがツボ過ぎる。美男美女&金持ちで画ヅラがゴージャス、やらかすことがいちいちカッコつけまくっててしかもサマになってるし、なんかもう、うっとり堪能した。
「Saving 10,000 自殺者一万人を救う戦い Winning a War on Suicide in Japan」
ネットで無料公開されてるやつ。→公開webサイト 。アイルランド人の青年から見た、自殺を巡る日本の状況が異常な件。わりとコンパクトにまとまってる。
一番最後の、東尋坊で自殺防止の見回りや声かけ活動をしてる方の言が、制作者の一番言いたいことなんだろうなー。
真っ当なことなんだけど、たぶん当事者側からすると「そりゃまあそうなんだけどさ…」的な距離を感じるつーか、正しすぎて眩しいつーか。うん、軽く絶望した。
「インデペンデンス・デイ」
おもしろかったー。なんかこう、ベタベタなお約束をお約束通りに果たす、妙に律儀な感じにニヤニヤしながら観てた。絶対地球人側が勝つよなー、ってわかってても、スターウォーズな攻撃がキまって宇宙船の釜の底がバルスするとヤホーーッ!ってなる。
世間で言われてるほどアメリカ万歳って感じでもないと思ったけど、自ら立ち上がって独立運動なり戦争なり闘って独立を勝ち取った元植民地民(アメリカ人に限らず)の自主独立への気概って強烈なんだろうなーそりゃそうだよな…、とか、ぼんやり思った。
「ハリーとトント」
なんかフシギな映画。
序盤で、取り壊されるアパートに居座ろうとする頑固じじいなハリーさんだったんだけど、中盤から後半にかけて仙人みたいな達観が漂い始める。諦めに似た受容というか、すでにこの世にないようなこだわらなさ。
同道する猫が乗り物を嫌がったりして、そういうときは迷わず猫を優先し、周囲とトラブったりするんだけど、そういう場面のたびに、ハリーさんは社会から切り離されていくのだなあ…みたいな感慨に至り、もの悲しいような諦観を覚えたり。ただ、ラストシーンの陽光煌めく明るい風景には、まあいっかケセラセラって感じもあり。妙に枯れた味わい。
「ハングオーバー!! 史上最悪の酔っぱらい、国境を越える」
これはたぶん、酒呑んで記憶なくしてヤベー昨日俺どうしたんだっけ? ていう経験のある人にはおもしろがれるもんなのかな…。
いや、まあ映画としてはそこそこおもしろく観たけども、酔っぱらいバンザイ!的な、酒の失敗のことを勲章とか武勇伝とか言っちゃう感覚のヒトがつくってるみたいな感じが、ついてけなくてな。若干ヒいた。
酩酊して乱暴狼藉するヒトなんて恐怖でしかないよ。
「イン・ハー・シューズ」
ん、素敵。いい姉妹だ。
姉←→妹、義母←→姉妹、実母←→祖母、実父←→祖母、の間にそれぞれ軋轢とか行き違いとか情のもつれみたいなんがあって、その描かれ方が絶妙で沁みる。
妹が老大学教授に本を読んで講義を受ける場面がなんか好き。優しい場面。
「るろうに剣心」
佐藤健かっこいいでござるよ。ぞろっと顔に垂れる前髪の隙間から眼光キラリ、とか、ぐっと全身を低く構えた姿勢とかがなかなかキまっていて眼福でござる。CMとかで見てもなんかこうポージングが巧いというか、ピシッと見得をきれる方なんですね。
(テレビ放映で観たんでまたあちこちカットされてんだと思うけど)薫さんにがみがみいわれるドジっこ剣心の場面がもっとあれば、戦うときの切れ味ヤバい剣心とのギャップにもっとドキドキときめけるんだろうな…。
しかし台詞がな…ござるござるよハットリくんかよ。にんにん。
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Bloody Mary 「Envyリング」
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2013-06-21
↑猫毛がヒドい。Bloody Maryのシルバーアクセサリーが好きで、でもまあ一通りハジけて満足してたんだけれども、最近になって再燃。SEA OF TREESていうシリーズがあって、これ発表当時はあんましピンとこなかったんだけど、今になってシビれている。もともとBloody Maryは爪とか牙とか鱗とか羽とかのモチーフが印象的だったんだけど、SEA OF TREESは人の感情とか内面的な主題を抽象的にあらわそうとしてて、そのフォルムが力強くてかっちょいい。後からキいてくる感じの気に入り方。そのシリーズ中のリング、Envy(嫉妬)ていうタイトルのついてるコ。わざわざサイズオーダーして入手しちゃったんだぜ。はー幸せ。他にもObsessionとかfearとかjoyとかそれぞれ意味深なタイトルがついとります。ネガティブなワードだったりもするけど、それを身に着けることによって自らへの戒めとする、的な感じでもあるっぽい。と勝手に解釈。裏っ側にもわざわざ彫りこんであるんだよ。これ、裏側の地金の抜きが浅くって、シルバーの塊感がっつりで重厚。すごい。お宝感増すなー。ところで、指輪とか買うときって現物の写真はもとより、指に嵌めたときにどんなかなー、ってのが気になるんだけど、着用写真が載ってることってなかなかないんだよね。たまに、購入した方が着用した写真をブログに載っけてたりするのを参考にしたりしました。着用写真重要よ。という訳で、持ち物ジマンも兼ねて、(自分が持ってるもので、今んとこ入手可能な)Bloody Maryのアクセサリーの着用写真を披露。あんまキレイな手ではないけどまあモデルじゃないんでな。Bloody MarySEA OF TREES:Envyリング右から見たときと左から見たときで全然印象が違う。Bloody MarySILVER CREATURE:DRAGON CRAW リング(象牙)象牙は廃盤。爪部分もシルバーのものはまだある。Bloody MarySILVER CREATURE:DOUBLE INVISIBLE JOINTブレスレットこれ着け心地がすっごい滑らかなんだよ。なので、重いけど気にならない。Bloody MaryKAI:KAIリング グロスカラーこの石色廃盤だけど、色違いが2種類出てる。おまけ。ここのも好き。ZOCALOアイビー・ワイド・リング・ホワイトうちはこれをマリッジリングにした。ソカロは細工いいの..
雑貨、風物
シロタ
2013-06-21T13:04:01+09:00
↑猫毛がヒドい。
Bloody Mary のシルバーアクセサリーが好きで、でもまあ一通りハジけて満足してたんだけれども、最近になって再燃。
SEA OF TREESていうシリーズがあって、これ発表当時はあんましピンとこなかったんだけど、今になってシビれている。
もともとBloody Maryは爪とか牙とか鱗とか羽とかのモチーフが印象的だったんだけど、SEA OF TREESは人の感情とか内面的な主題を抽象的にあらわそうとしてて、そのフォルムが力強くてかっちょいい。後からキいてくる感じの気に入り方。
そのシリーズ中のリング、Envy(嫉妬)ていうタイトルのついてるコ。
わざわざサイズオーダーして入手しちゃったんだぜ。はー幸せ。
他にもObsessionとかfearとかjoyとかそれぞれ意味深なタイトルがついとります。ネガティブなワードだったりもするけど、それを身に着けることによって自らへの戒めとする、的な感じでもあるっぽい。と勝手に解釈。
裏っ側にもわざわざ彫りこんであるんだよ。
これ、裏側の地金の抜きが浅くって、シルバーの塊感がっつりで重厚。すごい。お宝感増すなー。
ところで、指輪とか買うときって現物の写真はもとより、指に嵌めたときにどんなかなー、ってのが気になるんだけど、着用写真が載ってることってなかなかないんだよね。
たまに、購入した方が着用した写真をブログに載っけてたりするのを参考にしたりしました。着用写真重要よ。
という訳で、持ち物ジマンも兼ねて、(自分が持ってるもので、今んとこ入手可能な)Bloody Maryのアクセサリーの着用写真を披露。あんまキレイな手ではないけどまあモデルじゃないんでな。
Bloody Mary
SEA OF TREES:Envyリング
右から見たときと左から見たときで全然印象が違う。
Bloody Mary
SILVER CREATURE:DRAGON CRAW リング(象牙)
象牙は廃盤。爪部分もシルバーのものはまだある。
Bloody Mary
SILVER CREATURE:DOUBLE INVISIBLE JOINTブレスレット
これ着け心地がすっごい滑らかなんだよ。なので、重いけど気にならない。
Bloody Mary
KAI:KAIリング グロスカラー
この石色廃盤だけど、色違いが2種類出てる。
おまけ。ここのも好き。
ZOCALO
アイビー・ワイド・リング・ホワイト
うちはこれをマリッジリングにした。ソカロは細工いいのにお値段お手ごろ。ドージェとかガネーシャとかモチーフもおもしろい。
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最近観た映画
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2013-05-30
「Xメン ファーストジェネレーション」うむ。1作目以外はマグニートーびいきのわたくしであるが、チャールズ=プロフェッサーXの肝の座りっぷりを改めて見直したぞ(←偉そう)。そりゃ金持ちのボンで育ちがよいとはいえ、人の心を読む能力持ちっていう身で人の心にひきずられずに自我を保ってられる強さ・高潔さというのは見上げたもんだぜ。あんたすごいな。という、妙な納得をもたらす人物描写。とはいえ、エリック=マグニートーの復讐には胸がすいた。盛大に遠慮なくぶっ殺してほしい欲望が叶えられ、チャールズの悲嘆とか苦悶さえも痛快っていう、我が暗黒ハート盛り上がりまくり。んで、ヤング・ミスティーク(むちむちしてかわいい)のべれべれバタバタ変身のサマがおもしろカッコよくてつい巻き戻して何回も観ちゃう。「パリより愛をこめて」身もフタもない。タッタカ展開が早くてスピーディ、もーなになになにどーなってんの説明しろやトラボルタこら、って詰め寄りたくなる置いてかれ感が、トラボルタの無茶苦茶っぷりを増幅。ていうか見た目怖すぎるからトラボルタ←トラボルタって言いたいだけ。で、とどのつまりは身もフタもない。「御法度」ひゃー。最初は演技ヘタでボヘーっとしたコドモ顔、くらいにしか見えなかった松田龍平が、どんどん妖しい美少年に見えてくるから驚き。ていうかこのボヘーっとヘタ演技なのがいいんだな。このコがなに考えてんのかよくわかんなくって、周囲の男たちがガクガクわらわら幻惑されてく様がおもしろい。「テルマエ・ロマエ」阿部寛の裸とリアクション芸を堪能する映画。風呂だけにハダカ率高いけど、ムヤミに性的に見せようとしないところが好感。ほらあるじゃんサービスカットとか言って意味なく色っぽい入浴シーン入れたりすんの。ああいうのしらけるから(んーでも入れ方の演出によるのかな)。すげえマジメに風呂にこだわってて実に風呂風呂しく、そういうマジメバカな感じは結構よかった。好き。「雲のむこう、約束の場所」へー。画がきれい。特に雲とか空の光や色の感じが繊細で見惚れた。キュンと切ない感じ+カッチリめのSF感、甘さと硬さの加減が好み。うん、これ好きだな。クォンタムクォンタム←言ってみたかっただけ。なんか惜しい気がするのは、サユリ・ヒロキがなんでそこまでお互いに執着すんのか今いちピンとこないつーかな。中学時代の思い出ってだけじゃなんかビミョー。っつか、中学時代描写はちこっとカユい。サユリの夢ん中..
映画
シロタ
2013-05-30T12:09:18+09:00
「Xメン ファーストジェネレーション」
うむ。1作目以外はマグニートーびいきのわたくしであるが、チャールズ=プロフェッサーXの肝の座りっぷりを改めて見直したぞ(←偉そう)。
そりゃ金持ちのボンで育ちがよいとはいえ、人の心を読む能力持ちっていう身で人の心にひきずられずに自我を保ってられる強さ・高潔さというのは見上げたもんだぜ。あんたすごいな。という、妙な納得をもたらす人物描写。
とはいえ、エリック=マグニートーの復讐には胸がすいた。盛大に遠慮なくぶっ殺してほしい欲望が叶えられ、チャールズの悲嘆とか苦悶さえも痛快っていう、我が暗黒ハート盛り上がりまくり。
んで、ヤング・ミスティーク(むちむちしてかわいい)のべれべれバタバタ変身のサマがおもしろカッコよくてつい巻き戻して何回も観ちゃう。
「パリより愛をこめて」
身もフタもない。タッタカ展開が早くてスピーディ、もーなになになにどーなってんの説明しろやトラボルタこら、って詰め寄りたくなる置いてかれ感が、トラボルタの無茶苦茶っぷりを増幅。ていうか見た目怖すぎるからトラボルタ←トラボルタって言いたいだけ。
で、とどのつまりは身もフタもない。
「御法度」
ひゃー。最初は演技ヘタでボヘーっとしたコドモ顔、くらいにしか見えなかった松田龍平が、どんどん妖しい美少年に見えてくるから驚き。ていうかこのボヘーっとヘタ演技なのがいいんだな。
このコがなに考えてんのかよくわかんなくって、周囲の男たちがガクガクわらわら幻惑されてく様がおもしろい。
「テルマエ・ロマエ」
阿部寛の裸とリアクション芸を堪能する映画。風呂だけにハダカ率高いけど、ムヤミに性的に見せようとしないところが好感。ほらあるじゃんサービスカットとか言って意味なく色っぽい入浴シーン入れたりすんの。ああいうのしらけるから(んーでも入れ方の演出によるのかな)。
すげえマジメに風呂にこだわってて実に風呂風呂しく、そういうマジメバカな感じは結構よかった。好き。
「雲のむこう、約束の場所」
へー。画がきれい。特に雲とか空の光や色の感じが繊細で見惚れた。
キュンと切ない感じ+カッチリめのSF感、甘さと硬さの加減が好み。うん、これ好きだな。クォンタムクォンタム←言ってみたかっただけ。
なんか惜しい気がするのは、サユリ・ヒロキがなんでそこまでお互いに執着すんのか今いちピンとこないつーかな。中学時代の思い出ってだけじゃなんかビミョー。っつか、中学時代描写はちこっとカユい。
サユリの夢ん中の孤独な彷徨をもっとねちねちやったら、その夢ん中での逢瀬や目覚めの切なさがもっとキュンキュンきたんじゃないかしら。
あとさ、サユリと塔の関係って結局なんなん? あ、こーいうのがセカイ系ってやつ? なの?
ところで、この感じで「A-A'」とか「スターレッド」(懐かしすぎる)とか映画化してくれたりしたら硬派SF感も少女漫画の甘さ加減もいいバランスで素敵なんじゃないかなー。なー。
「きっと、うまくいく」
→公式webサイト
NHKあさイチですげえ推し推しだったのですげえ期待して観にいったんだけど、そんなでもなかったかな。いやおもしろかったけど。
親の期待に応えて自分のやりたいことを諦めたり、点数や成績などの結果に固執して萎縮する/させる風潮に対して、自分のやりたいことをやろう、だとか、学ぶ喜びや学びを活かしての幸福をうったえる主人公、ってのはいいんだけども、そのためにやらかすことがなんか今ひとつピンとこない。ガリ勉+ゴマスリの優等生のスピーチの文言を下品な語にすり替えたりとか意味分からん。勉強しろよ。
歌とダンスの場面は楽しいけど、うん、まあ。並かな。
えーとねえ、以前に観た「たとえ明日が来なくても」 の方が出来がいいと思うの。
インド映画って日本にはごく一部しか紹介されてなくって、他にも知られてない傑作ってどっさりあんだろうねー。
↑の公式webサイトみたら、他のもおもしろそう。「闇の帝王DON」とか観たいかな。
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筍2013
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2013-05-06
毎年恒例の筍まつり。うめえうめえ。今回は米ぬかを米屋から別買いして、アク抜きにどっさりぶっこんだらとてもうまく下処理できたんでご満悦。うまく茹でるとトウキビ(とうもろこし)みたいな香ばしいいい香りするよね。今年は9本(うち2本は小ぶりなもの)食いました。筍記事一覧 →筍ご飯 →筍尽くし →筍料理ふた品 →今シーズンの筍 →今年も筍 →筍2012 →筍のアク抜きシーズン中に必ず何回か炊く筍ごはん。筍粥はシンプルに塩のみ。卵と姫皮のスープ。味覇+塩+醤油+酒で中華風。右は姫皮の梅わさマヨネーズ和え。さっぱり。こってり系二品。左は生クリーム煮、ニンニクがっつり効かすのが◎。アーリオオーリオにしてもウマかったけど、それもニンニクしっかりめに効かすのがよかったです。右は味噌すき煮。牛すき煮の醤油を半分味噌に変えて甘辛でとろっと煮込んだやつ。きんぴら系二品。左は豚肉入り濃い目の味付けでご飯のおかずに。右は3色きんぴら、それぞれ味違うの。人参は塩きんぴら、ゴボウはあまじょっぱく、筍は砂糖控えめの醤油味。「筍羹(しゅんかん)」ていう料理があって、筍くりぬいて白身魚のすりみをつめて蒸す料理なんだけど、それを鶏ひき肉にして、蒸すんじゃなくて煮汁で煮て片栗粉でとじてみた。筍的にゼータク。右側(ピンボケだけど)は「きょうの料理」4月に「たけのこの焼きめし」ていうのが載ってたの。他のおかずとのバランスをとったあっさりめの味付け。↑「筍羹(しゅんかん)」のつくり方はコレに載ってます。「たけのこの焼きめし」は土井義晴先生のレシピ。
食
シロタ
2013-05-06T01:48:01+09:00
今回は米ぬかを米屋から別買いして、アク抜きにどっさりぶっこんだらとてもうまく下処理できたんでご満悦。うまく茹でるとトウキビ(とうもろこし)みたいな香ばしいいい香りするよね。
今年は9本(うち2本は小ぶりなもの)食いました。
筍記事一覧 →筍ご飯 →筍尽くし →筍料理ふた品 →今シーズンの筍 →今年も筍 →筍2012 →筍のアク抜き
シーズン中に必ず何回か炊く筍ごはん。筍粥はシンプルに塩のみ。
卵と姫皮のスープ。味覇+塩+醤油+酒で中華風。右は姫皮の梅わさマヨネーズ和え。さっぱり。
こってり系二品。左は生クリーム煮、ニンニクがっつり効かすのが◎。アーリオオーリオにしてもウマかったけど、それもニンニクしっかりめに効かすのがよかったです。
右は味噌すき煮。牛すき煮の醤油を半分味噌に変えて甘辛でとろっと煮込んだやつ。
きんぴら系二品。左は豚肉入り濃い目の味付けでご飯のおかずに。右は3色きんぴら、それぞれ味違うの。人参は塩きんぴら、ゴボウはあまじょっぱく、筍は砂糖控えめの醤油味。
「筍羹(しゅんかん)」ていう料理があって、筍くりぬいて白身魚のすりみをつめて蒸す料理なんだけど、それを鶏ひき肉にして、蒸すんじゃなくて煮汁で煮て片栗粉でとじてみた。筍的にゼータク。
右側(ピンボケだけど)は「きょうの料理」4月に「たけのこの焼きめし」ていうのが載ってたの。他のおかずとのバランスをとったあっさりめの味付け。
↑「筍羹(しゅんかん)」のつくり方はコレに載ってます。
「たけのこの焼きめし」は土井義晴先生のレシピ。
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アントニオ・ロペス展
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2013-05-05
→アントニオ・ロペス展公式webサイト張り切っていきなり初日っから観に行っちゃったぜ。だって最近の展覧会ってすんごい混むんだもん。NHKの日曜美術館とかで紹介されるとすぐ行列できんだもん。(とはいえ、わたしも日曜美術館の展覧会情報チェックしちゃうんだけどな。)「マルメロの陽光」ていう映画があって、その映画で知った画家。アントニオ・ロペスはマドリード・リアリズムといわれる写実の作風の一派の主要な作家と目されていて、そのマドリード・リアリズムつながりで磯江毅にも興味を持ったりした。このマドリード・リアリズムの背景というのもおもしろくって。どうやらフランコ政権によって文化的に情報が閉ざされた時代があったそうで、結果、キュビスムとかシュールリアリズムとか抽象やパフォーマンスアート、ポップアートなんかの影響を受けなかった、ってことが要因のひとつとしてあるらしいのですね。確かに、ひと頃は“もう具象とか古い”“抽象にあらずんば芸術にあらず”くらいの勢いで抽象表現が席巻してたようなこともあったかもなー。で、そういう勢いから外れた場所で静かに古典的な写実が引き継がれていた、ということらしいです。なので、マドリード・リアリズムと称されつつも、“主義”“イズム”みたいな主張する感じはあんまりしない気がする。(いっときは、先進の表現から取り残されたガラパゴス的な芸術家たち、みたいな呼ばれ方でもあったらしいし)でもだからって古典古典してるわけではない。アントニオ・ロペスの作品は、ものすごーく何年も時間をかけて対象を視て描かれているだけに、時間に漂白されたような感じがする。うつりかわる時代・社会によって見方が変わる景色や風景の、そのうつりかわるものを越えた普遍的な景色になっている、というか。変わらないものだけを抽出しているというよりは、うつりかわっていったものをも抱えた変わらないもの、として描かれてるように見える。今視ている景色の中には、かつて消えていった景色があって、今視ている花の中には散ったり実ったり枯れたりした花がある。死を内包する生の姿。みたいな。怖い、というか、畏れのようなものを感じないこともない。鉛筆のみで描かれた、ドアを開けて覗く構図の部屋の絵なんか、ちょっとドキッとした。でもちょっとだけ。そういう仰々しい印象じゃなくって、印象としてはなんかこう、「無」なのね。で、「無」の中にすべてがある感じ。描写は不思議に軽やかな印象を受け..
展覧会、イベントなど
シロタ
2013-05-05T23:41:26+09:00
アントニオ・ロペス展公式webサイト
張り切っていきなり初日っから観に行っちゃったぜ。
だって最近の展覧会ってすんごい混むんだもん。NHKの日曜美術館とかで紹介されるとすぐ行列できんだもん。(とはいえ、わたしも日曜美術館の展覧会情報チェックしちゃうんだけどな。)
「マルメロの陽光」 ていう映画があって、その映画で知った画家。
アントニオ・ロペスはマドリード・リアリズムといわれる写実の作風の一派の主要な作家と目されていて、そのマドリード・リアリズムつながりで磯江毅 にも興味を持ったりした。
このマドリード・リアリズムの背景というのもおもしろくって。
どうやらフランコ政権によって文化的に情報が閉ざされた時代があったそうで、結果、キュビスムとかシュールリアリズムとか抽象やパフォーマンスアート、ポップアートなんかの影響を受けなかった、ってことが要因のひとつとしてあるらしいのですね。
確かに、ひと頃は“もう具象とか古い”“抽象にあらずんば芸術にあらず”くらいの勢いで抽象表現が席巻してたようなこともあったかもなー。
で、そういう勢いから外れた場所で静かに古典的な写実が引き継がれていた、ということらしいです。
なので、マドリード・リアリズムと称されつつも、“主義”“イズム”みたいな主張する感じはあんまりしない気がする。
(いっときは、先進の表現から取り残されたガラパゴス的な芸術家たち、みたいな呼ばれ方でもあったらしいし)
でもだからって古典古典してるわけではない。
アントニオ・ロペスの作品は、ものすごーく何年も時間をかけて対象を視て描かれているだけに、時間に漂白されたような感じがする。
うつりかわる時代・社会によって見方が変わる景色や風景の、そのうつりかわるものを越えた普遍的な景色になっている、というか。
変わらないものだけを抽出しているというよりは、うつりかわっていったものをも抱えた変わらないもの、として描かれてるように見える。
今視ている景色の中には、かつて消えていった景色があって、今視ている花の中には散ったり実ったり枯れたりした花がある。
死を内包する生の姿。みたいな。
怖い、というか、畏れのようなものを感じないこともない。
鉛筆のみで描かれた、ドアを開けて覗く構図の部屋の絵なんか、ちょっとドキッとした。でもちょっとだけ。
そういう仰々しい印象じゃなくって、印象としてはなんかこう、「無」なのね。
で、「無」の中にすべてがある感じ。
描写は不思議に軽やかな印象を受けた。
軽やかっていうとなんか違うかな。重くない。クリアで鮮やか。
初期作品なんかはこってり絵の具を盛り上げてごちごちざらざらの重厚なマチエールをつくってたりするんだけど、手間暇や観察に込められた情念みたいなものを感じないつーかな。
画家は透明になってる。対象へと向かう視線だけになって、自分は居なくなってる。みたいなふうに見える。
印刷やweb画像で観たときと印象がずいぶん違った。
分厚い絵の具の層はかけられた手数や時間を感じさせ、ごっちり重量のあるマテリアルな物量感。それがクリアな光線や鮮やかな描写を邪魔しない不思議なバランス感。へーえ。
描写は詳細なようで、そうでもない部分もあり、わりと大胆にざっざか描いてる中で、押さえるべき線、加えるべきタッチがぴたっと入る。的確さが気持ちいいくらい。
きちきち定規で測ったりしてるとことか、作品によっては職人的・技巧的で、制作途中のでっかい風景の絵なんかは銭湯の富士山ペンキ絵みたいな印象が感じられないこともない。
その感じは芸術性を損なうとかそういう意味ではなくって、そもそも芸術=自己表現ていう概念自体がごく近代からの考えであって、で、そういうアプローチ以外のとこから来てるってことで。
表された色や形や質感が、表された色や形や質感以外/以上のものではなく、風景なり人物なり静物がただそこにある。
そしてただそれがそのまま描かれているということに、いろいろな感慨(人によって違うだろうし、観る気分や環境によっても違ってくる)が感じられたりする。
磯江毅 の絵では、(ものや人が)存在するということが大変な奇跡なように思える、という感慨があったけれど、アントニオ・ロペスの絵には、常に新鮮な驚きがある感じ。
長い時間みつめ続けているのに、初めて視るみたいに印象が鮮やか。目が馴れない。
すごく驚いて、おもしろがって楽しみながら描いてる感じ。
すごくよかった。もっかいくらい行こうかな。
「マルメロの陽光」ももっかい観たいんだけど、どっかで上映しないかなー。
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カエデの花
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2013-04-04
シロタんちはオットがカエデ好きなもので、カエデの木をかわいがっている。ドクダミはぶちぶち抜くのに、隣んちから飛んできた種が芽ぶいたちびカエデは鉢に植え替えてめんこめんこするくらいにはひいきしている。↑はオット実家からいただいたカエデの花。苗木には「イタヤカエデ」ってタグがついてたんだけど、「ハウチワカエデ」じゃないの?、という意見もあり、いまだにどっちかわからない←調べろよ←いいじゃんどうでも。「オオイタヤメイゲツ」か「ハウチワカエデ」かどっちからしいです。つぼみの状態。かわいー。右は葉っぱと種。
雑貨、風物
シロタ
2013-04-04T11:25:40+09:00
シロタんちはオットがカエデ好きなもので、カエデの木をかわいがっている。
ドクダミはぶちぶち抜くのに、隣んちから飛んできた種が芽ぶいたちびカエデは鉢に植え替えてめんこめんこするくらいにはひいきしている。
↑はオット実家からいただいたカエデの花。
苗木には「イタヤカエデ」ってタグがついてたんだけど、「ハウチワカエデ」じゃないの?、という意見もあり、いまだにどっちかわからない←調べろよ←いいじゃんどうでも。
「オオイタヤメイゲツ」か「ハウチワカエデ」かどっちからしいです。
つぼみの状態。かわいー。右は葉っぱと種。
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筍のアク抜き
https://kiwamono.blog.ss-blog.jp/2013-04-02
そろそろ筍が出回る時期ですね。シロタんちは筍が大好物なので毎年パンダになるかと思うほど食います。これをシロタ家パンダ化計画といいます、って毎年言ってるけどそんなにおもしろくないよねうんわかってる。毎年の筍記事 →筍ご飯 →筍尽くし →筍料理ふた品 →今シーズンの筍 →今年も筍 →筍2012筍はアク抜きさえしちまえば、煮物炒め物蒸し物焼き物揚げ物炊き込みと何にでも使えて意外と汎用性広いなーと思ってんだけどそのアク抜きのひと手間が面倒。しかし食い意地が勝って、季節にはほぼ毎日アク抜きしてる。面倒だけどまあ仕方ないのですわ。水煮のパックじゃ嫌なんだもん。穂先をばっくり切り落とす。包丁を研ぎに出しておくとストレスなくすぱすぱ切れてよいです。皮をむきやすくするため、切込みをいれます。上部は深く、下部は浅めに。水から煮るよ。できるだけでっかい鍋にたっぷり水を張り、筍沈めて米ぬか、唐辛子(なくてもいい)を in。米ぬかは筍買うと付いてくるはずだけど、もしなければ米のとぎ汁 or 米をひとつかみぶっこむんでもベター、と言われるが、あんまりおすすめしない。米ぬかが一番です。米屋さんでくれる or 格安で売ってたりするよ。沸騰寸前くらいまで中~強火。沸騰しそうになったら弱~中火にしてぐつぐつ。小さい泡がぽこぽこ出るくらい。沸騰するとすごい泡だって吹きこぼれるので注意。鍋のそばにいた方がいい。筍の鮮度によるけど、30分~1時間くらいぐつぐつ。よーくアクを抜くには2時間くらい煮るほうがいいらしいけど、うちはあんま長々煮ないな。浮いてくるからときどきつっついて沈め、上下を返してやったり面倒を見る。鍋の蓋は少し開けて湯気の逃げ道つくってやるほうがよいと思います。筍の根に近い下のほうを竹串でさして、すーっと通ったらOK。茹で汁ごと冷ます。この写真では筍が浮いてこないよう落し蓋をかましている模様。茹で汁にとっぷり浸かる状態に。冷めたら皮剥いてよく洗い、水にとって保存。茹で汁は結構な濁りなので、三角コーナー用の不織布の袋で濾すとよいようだよ。うちでは庭の隅っこに捨ててる。穂先のほうの皮むきは深追いしないように。柔らかい皮は姫皮といって味噌汁やスープの具、和え物とかするとおいしいです。下部の固いとこも微塵にして肉団子に混ぜたり麻婆豆腐的な肉そぼろあんのアクセントに。かなり繊維が固いとこもすりおろしてダシとって濾すと味噌汁・スープ・煮物の煮汁によし。..
食
シロタ
2013-04-02T10:23:28+09:00
シロタんちは筍が大好物なので毎年パンダになるかと思うほど食います。これをシロタ家パンダ化計画といいます、って毎年言ってるけどそんなにおもしろくないよねうんわかってる。
毎年の筍記事 →筍ご飯 →筍尽くし →筍料理ふた品 →今シーズンの筍 →今年も筍 →筍2012
筍はアク抜きさえしちまえば、煮物炒め物蒸し物焼き物揚げ物炊き込みと何にでも使えて意外と汎用性広いなーと思ってんだけどそのアク抜きのひと手間が面倒。
しかし食い意地が勝って、季節にはほぼ毎日アク抜きしてる。
面倒だけどまあ仕方ないのですわ。水煮のパックじゃ嫌なんだもん。
穂先をばっくり切り落とす。包丁を研ぎに出しておくとストレスなくすぱすぱ切れてよいです。皮をむきやすくするため、切込みをいれます。上部は深く、下部は浅めに。
水から煮るよ。できるだけでっかい鍋にたっぷり水を張り、筍沈めて米ぬか、唐辛子(なくてもいい)を in。
米ぬかは筍買うと付いてくるはずだけど、もしなければ米のとぎ汁 or 米をひとつかみぶっこむんでもベター、と言われるが、あんまりおすすめしない。米ぬかが一番です。米屋さんでくれる or 格安で売ってたりするよ。
沸騰寸前くらいまで中~強火。沸騰しそうになったら弱~中火にしてぐつぐつ。小さい泡がぽこぽこ出るくらい。沸騰するとすごい泡だって吹きこぼれるので注意。鍋のそばにいた方がいい。筍の鮮度によるけど、30分~1時間くらいぐつぐつ。よーくアクを抜くには2時間くらい煮るほうがいいらしいけど、うちはあんま長々煮ないな。
浮いてくるからときどきつっついて沈め、上下を返してやったり面倒を見る。
鍋の蓋は少し開けて湯気の逃げ道つくってやるほうがよいと思います。
筍の根に近い下のほうを竹串でさして、すーっと通ったらOK。茹で汁ごと冷ます。
この写真では筍が浮いてこないよう落し蓋をかましている模様。茹で汁にとっぷり浸かる状態に。
冷めたら皮剥いてよく洗い、水にとって保存。
茹で汁は結構な濁りなので、三角コーナー用の不織布の袋で濾すとよいようだよ。うちでは庭の隅っこに捨ててる。
穂先のほうの皮むきは深追いしないように。柔らかい皮は姫皮といって味噌汁やスープの具、和え物とかするとおいしいです。
下部の固いとこも微塵にして肉団子に混ぜたり麻婆豆腐的な肉そぼろあんのアクセントに。かなり繊維が固いとこもすりおろしてダシとって濾すと味噌汁・スープ・煮物の煮汁によし。茶碗蒸しの卵液に加えるのがおすすめ。
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