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お香を焚く [雑貨、風物]

IMG_2417.jpgNHKの「極める!高木美保の香り学」でお香を取り上げていたので、ひっさしぶりに焚いてみた。
銀座 香十の沈香「雲井」。


焚き終わって煙が消え、最も香りが広がった瞬間から、純粋な香りの空間が立ち顕われ、それが徐々に落ち着いて、ある瞬間に儚くすうっと消える。
香り方がえらいことドラマティックなのですわ。

焚き終わった後の、香りの消え際がイイんですよ。
儚くて、あっけない感じにすーーーっと消えてく。全然しつこくない。
消えそうになる香りが惜しくて、その惜しさが、香りに能動的に向かわせるっていうか。

そもそもお香は、あらかじめくゆらせておいて、残り香を楽しむものだそうですね。


IMG_2414.jpg自作のお香たて&ドーム。素焼き。
陶芸やってる知り合いに頼んで窯にいれてもらった。

風船を型にしましたんです。
柔らかめに練った土(テラコッタだと思ったけど)を膨らました風船にぺたぺたくっつけて、半乾きになったら風船割って外す。
ストローで空気穴をぷすぷす開けて、煙突部分もストローを刺して肉付け、乾いてからストロー外す。
完全に乾いてから、1000度くらいで焼き締め。釉薬かけないからしっかりめに焼いてもらった。
お香立ては手びねり。

かたちは気に入ってるんだけど、空気穴が足りなかったのか、ときどき燃え途中で消えるのが難点。


先般のフレグランス記事といい、なんとなく香りモノに気が向く今日この頃。



タグ:沈香 香十 お香
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