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タロット占い雑考 [雑貨、風物]

いっこまえの占い記事にいただいたコメントにお返事書いてたら長くなっちゃったので記事に起こしました。

タロット占いについて。
しばらくやってなかったんだけど、最近ひさしぶりに引っ張りだしてみた。
これも本気で勉強すると奥深いらしいのだけど、わたしの場合、テケトーの座興どまり。
カードの数が多いと持て余すんで、大アルカナしか使わないし。


不思議なんだけど、何度かカードを引いてると、出やすいカードがあるのね。
わたしは一時期、「法皇」がやたらに出てた。結構あからさまにぽろぽろ出んの。
まあ確かに、コレがよく出てた頃は大学出て仕事就いたばっかりで企業組織とか社会に適応しようと一所懸命だったから、なにかしら“権威”的なカードが出んのはアリかなあ。

ところで、最近やってみたら「悪魔」が出まくるんですがどうゆうことだこれはww。
なにかヨコシマな欲望がたぎったりしてんのかwww。読めねえ。
まあ悪魔というのは、被征服民の宗教が異教邪教として貶められてその神様が悪魔呼ばわりされる場合があったりするので、蔑ろにされた古代の叡智を求める、なんていう読みも不可能ではないがやっぱり苦しいな。なんだよ悪魔って。

その「悪魔」っていう“出た目”が気に入らないからってんでもないけど(それもあるけどな!)、どうもカードがしっくりこないなー、という感慨もわいてきた。
今使ってるのは定番のライダー・ウェイト版、いっち有名なやつ。まあだいたい気に入ってはいるんだけど、なんかね。

特に
「塔」→なんかふざけてないか?落っこちる人とか、漫画みたい。つか、怖いカードがちゃんと怖くないと緊張感がなくっていかんよ。
「悪魔」→キリスト教っぽいのかな。類型的過ぎない?端的にダサい。
「恋人」→天使の姿がエラそー過ぎ。ここはやっぱりお茶目なクピドじゃないかと。
のあたりがピンとこない。
IMG.jpg←ほーれダサいダさイ。






「隠者」「愚者」なんかは素晴らしいんだけどな。
IMG_0001.jpg←「隠者」シブい。やっぱり「愚者」はコレでなくっちゃ、って感じだなあ。









そこいくと、以前つかってた天野喜孝版の「塔」はイイ。危険で不吉でヤバくてカッコいい。
「死」もよい。不吉なだけでなくって安らいで美しい。
「吊された男」の構図、余白の取り方とかシビれる。
IMG_0002.jpg←カッコいいんだけど、このカードの並びは嫌な感じだなー。キレッキレに不吉。





また天野喜孝の絵は人物のキャラがたってるので特に人物のカードはイメージしやすい気がする。「女帝」「皇帝」「法皇」とかね。小アルカナのコートカード達も良品。
一方で「節制」「正義」なんかは今ひとつイメージ掴めない。「世界」なんかもちっと弱いかな。


こういうふうにカードに馴染んでくること自体は占い者的に結構なことではあるんだけど、どうしても数枚はしっくりこないカードができてきて、究極的には自分のオリジナルカードをつくるしかないんだろうなー、と思いつつ、そんな根性はナイな…。





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コメント 5

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こえり

こんばんは。
タロットはライダー・ウェイト版は有名というか、いちばんメジャーな感じみたいですね。(詳しくないので、まちがってたらすみません)

わたしは 鏡リュウジさんの ソウルフルタロット というのを買いました。鏡さん、自分の生年月日やホロスコープを公開してて、あけっぴろげな人だなあ、、と感心して(笑)
(自分のことって隠したまま、人のことを占ってるかんじの人のほうが多いんじゃないのかなぁと思ったので) (簡単には人に言えないような人生を送ったからこそ、重みのある占いができる、という側面もあるかもしれないですが)

わたしも同じカードを何回も引いちゃうこと、あります。「まただ」って。
よっぽど強いメッセージを送ってきてるなーと。ということで謙虚に受け取る方向で。

タロットの悪魔の解釈、シロタさんの知っていることと かぶったら申し訳ないですが、手持ちの鏡さんの本によると

「心理学的には人間の心にある恐怖や恐れを暗示する。
無意識の中にある抑圧されたもの、あるいは敵意を持つものが表面に現れようとしている。
いずれの場合も ≪そこから開放されたい≫という気持ちが強くなるだろう。その側面も自分の一部と認めない限り、よい方向にはなかなか進まないものである」

ということが書いてありました。余計なお世話だったら本当に申し訳ありません。

きょう ネット上のタロットを引いたら、星 が出たので ちょっと(だいぶ)よろこんでます。
by こえり (2011-08-05 03:27) 

こえり

記事と関連のないことなのですが、シロタさんにお伝えしたかったので、コメント欄をお借りします。

http://cgi2.nhk.or.jp/navi/futari/index.cgi

nhkで、宮崎吾郎監督と駿監督の番組をやるそうです。
このあいだ、日テレの コクリコ坂の番組を見逃したので、うれしい。

失礼します。


by こえり (2011-08-06 02:16) 

シロタ


こえりさん、毎度ー。

そですそです、たぶん一番メジャー<ライダー・ウェイト版。

ソウルフルタロット、って正位置逆位置をあんまり気にしないタイプらしいですね。確かに両方あてはまることってあるしなあ。
鏡リュウジ監修の「はじめてのタロット」の絵柄が気になってたりもします。「愚者」が可愛い。

「悪魔」の解釈、ありがとうございます。
いやははは、本当は自分でも心当たりがあったりはするんですよ。認め難いけど、痛いとこ衝いてくるよなー、って感じ(苦笑)。
確かに、嫌な結果を嘘だーい、とか、なかったことにしたり、いいことしか聞きたくない、なんていう態度は、図々しいですよね。


今日は「愚者」が出ました。
一か八かの賭けに出るぜ、とかそんな感じで、言いたいことを言っちゃうことにしました(笑)。



テレビ番組の紹介も、ありがとうございます。
あの親子の喧嘩は激しそうですねー(笑)

あ、あと、シロタにメッセージいただける際は、右上「ブログ主にメッセージを送る」のとこから、メールフォームを利用していただいてもよいですよ。
もちろんコメント欄でも結構です。

いつもありがとうございますー。
by シロタ (2011-08-06 19:21) 

こえり

こんどの宮崎駿監督の映画、自伝みたいですよ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110804-00000030-flix-movi

親子対決を超えて、その先へ進もうとしてるんでしょうか。
どうなるんだろう。本として自伝を書くんじゃなく、アニメで自分自身を描くってどんなんだろう!
by こえり (2011-08-07 01:40) 

シロタ


というわけで、「コクリコ坂から」観ましたです。
特番、今日ですねー。

宮崎駿自伝…ですかぁ。またムカつきそうだなー(笑)

by シロタ (2011-08-09 12:57) 

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