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「Oh! My! Goodness!」V6 [音楽]

 ……V6って、フツーに歌うまいよね? なんかこう、“みんなのうた”的に巧いというか、学校の音楽の授業、歌のテスト的に巧いというか。でもやっぱりジャニーズ文化的なものもちゃんと背負ってて。

 ドラマの主題歌になった「Sexy.honey.Bunny!」を聴きたくなって入手してみたら、なんすかコレ。すごくイイ。よく出来てる。
 ソングライティングにチカラ入ってるというか、曲の錬られぐあいがハンパじゃない。
 歌唱も創意工夫に満ちて、すごく楽しんでるのが伝わってくる。
 楽しい。気持ちいい。
 そいで、ジャニーズ的・V6的な真・善・美、ていうか、前向きで健やかに明朗快活なステキあんちゃん達の世界が全開でぶっちぎられるというか。
 これはいい。


1.omg!
oh, my goodness!ってアルバムタイトルのコールがちりばめられるオープニング。ファンク?っぽいノリ?なのかな。このコールの言い方でずいぶん遊んでるっぽい。いたずらっ子みたいな気配がする。かわいい。

2.Supernova
オープニングから繋がっていきなりサビのフレーズがどーん!とかまされる「一夜だけのSupernova」とか、刹那の情熱、的な歌詞世界。結構大人っぽいんだなあ。疾走感とかスピード感が歌詞世界のせっぱつまった感じを強調してる。音も歌唱もすごく練られてバラエティに富んで盛ってるみたいです。かっこいい。

3.BING♂
ビンゴゲームをモチーフに遊んでる歌。ラップとかファルセットとか加工した音声とか台詞っぽかったり、歌唱もすごく楽しんでる。ファンキーにノリよく愉快。ビンゴの当たり外れを人生の運不運に例える運命論的人生観をクールに軽くいなしていこうぜ。的な。

4.Sexy.Honey.Bunny!
これ再生回数が桁違いにぶっちぎってる。なんかハマっちゃって。サビんとこのキレのよいフレーズ、Hot! Hot! Hot!って音階がとんとんとん、と上がってくとこが気持ちよくて気持ちよくて癖になる。声の重なりも厚みがあって豪勢。それにしてもイノッチってホント歌巧いねえ。どの曲もそうなんだろうけど、6人の個性がうまく活かされてるんだろうなあ。

5.Maybe
4曲目までの音を重ねて盛った感じから、うってかわってシンプルに旋律を活かしたアレンジ。ギターが甘く切なくキいてる。洋楽っぽいのかな?なんかオシャレ。三宅君の声が印象に残る。なんかこう、明るい朗らか兄ちゃん、ていうイメージが強いんだけど、その彼が、おそるおそる愛に踏み出す、ちょっと切なくてもじもじした歌を歌ってる、ていう感じがぐっとクる。ファンの人はもっとクるんだろうなあ。

6.only dreaming
離れた場所で切なく望みなく相手を思う、ていう歌詞世界が大変にツボった。せつねえ。「眠る前 君の名前 何度も何度も呼んで 夢の中 出会えますか それだけでいい」とか、またこの旋律がすごく印象的で、すとーんと入ってくる。心地よいミドルテンポ、すぐ歌える感じのスムーズさ。

7.D.I.S
ファンク?ディスコ?なに調というのか知らんけど、なんか懐かしい感じのするアレンジ。踊るんだろうなーこれは。ノリノリの高揚感、称揚感が気持ちいい。気づいたら口ずさんでる。気持ちが上がる感じで、素直に気持ちいい。

8.エキゾチック・トリップ
ヘンな歌(笑)。歌詞もなんだか…?とっちらかってて、やりすぎ感を否めないというか。でもなんか妙に気になる曲。

9.バリバリBUDDY!
ダンスの速い動きで有名な曲だっけ? V6らしいなー、とか思った。個人的にV6って、「WAになって踊ろう」とか「愛なんだ」とか、TV番組「学校へ行こう」なんかの印象が強くて、つまり、前向きで明るく愉快な楽しい兄ちゃんたち&愛には真面目、って感じなんだけど、そういう感じに満ち満ちてるというか。V6の明るさ楽しさって上滑りしてないっていうか、えらい根性据わってる気がするんだよね。愛を感じる。

10.大人Guyz
大人買いと掛けてて、お買い物しまくる歌。思い切って強気に無茶な買い物するように、世界をすべて手に入れちゃおうぜ、的に粋がってるのね。リズムがテンポよく気持ちよくて、買い物カートごろごろしながら闊歩する姿が見えるようです。歩ってるときとかに聴くとぐいぐいずんずん歩ける。なんか強気になれていいかも。

11.ROCK YOUR SOUL
王道のかっこよさぶっちぎり、戦隊ヒーローとかの主題歌ちっくな勇ましさ。行くぜ!みたいな前のめりな疾走感がぐっとキます。エレギのギュインギュインとかエレクトリックな重低音とか野太く気合いを入れる雄叫びとかがかっこよす。

12.線香花火
柔らかく繊細なピアノ、アコギに彩られたバラード。長野君の微かにハスキーな甘い声を堪能。ひとりひとりの歌唱を丁寧に扱っていて、それぞれの持ち味がしっとり味わえる。イノッチの深く厚みのある声とか、三宅君のぽろぽろとつたない素朴さ、とかもクる。語りかけるように大事に大事に歌ってる感じがして、人を恋うる気持ちとその儚さを大切にしようとする思いが伝わってくる。なかなか沁みる。

13.親愛なる君へ
歌詞が見事すぎる。手紙形式で別れた恋人に宛てて思いを語りかけてる。歌の言葉として、旋律にノって聴いてると、音の高低の波の気持ちよさと、歌詞内容の切なさにうっとりヤられる。一曲の中にも物語があって、その手紙を書いた人物の心情や、ひょっとしたら手紙書いたものの出さなかったんじゃないかな、とか想像が広がる歌詞世界。
ハーモニーがきれい。最後んとこ、英語の歌唱の滑らかさにビビる。

14.kEEP oN.
テイストの違う曲を何曲も詰め込んだような、凝ってる曲。爽やかポップに始まったかと思えば、ラップ、ダンスミュージック、ファンク、ミュージカル調(爆笑モノ)、ラストはフォーク?かな? 様々な歌唱が散りばめられてて盛りっ盛り。すっごいtryしてておもしろいんだけど、個人的には、忙しいわ!ってツッコみたくなるかな。やりすぎ感。

15.orz...
1曲目の Oh! My! Goodness! のアウトテイク。笑。笑笑。悪ふざけ感満載。楽しそうだなー。







タグ:V6 音楽
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「そこのみにて光輝く」 [映画]

→「そこのみにて光輝く」公式webサイト(音が出ます)

 観た。はー。観たよ。

 ていうかしばらくこのブログ放ったらかしでしたが、相変わらずあれこれ観たり聴いたり読んだりごはんつくったりしてました&しています。
 なんかあんまり書いたり発表したりする気分じゃなかったもんで。


 で、「そこのみにて…」。

 綾野剛目当てで観に行ったんでした。
 ここんとこドラマ「最高の離婚」「空飛ぶ広報室」「イヌゴエ」「S-最後の警官-」「闇金ウシジマくん(season2)」「ロング・グッドバイ」、映画「クローズゼロⅡ」「シュアリーサムデイ」「渋谷」「孤独な惑星」「GANTZ PERFECT ANSWER」「新しい靴を買わなくちゃ」など立て続けに観て、どんだけ綾野剛視聴強化月間なのか。
(気になる人強化月間視聴は今までにも、イーサン・ホークやロビン・ウィリアムス、レオナルド・ディカプリオ、アントニオ・バンデラス、松田龍平とかでもやらかしてる。自分じゃ選ばない雰囲気の作品とかも観れてなかなかおもしろいです<強化月間)

 しかし当人の実力もさることながら、綾野剛のマネージャーってすげえ凄腕なんじゃないかな。こんだけの仕事さばくのってすごくない?


 で、なかなか話がすすまないけど、「そこのみにて光輝く」。

 いい映画でした。
 函館の街の情景が活きてて、海辺とか北海道弁とか、その土地に根ざしているものが全編に濃厚に漂ってて、その雰囲気だけで、うおぅ、って気圧される。
 特に北海道弁がクる。
「やめれや」「わかんないしょ」「なしたの」「なんもなんも」「わやだべ」
 一応わたしネイティブだし、そんなに強烈な印象じゃない類の方言だと思ってたけど、こうして街の情景や人々の営みを映しながら話されると、じわじわ滲むようにキいてくる。言葉が生きてる感じ。

 お話は、あまり好きな類の話じゃない。
 底辺とか貧乏とか、行き詰まってる人の話はキホン嫌い。妙にびちょっと情緒的にヒサンだったり、貧乏でも明るく前向き・心持ち次第でシアワセ☆とかいう欺瞞だったり、的な描かれ方が多い気がして、そういうの嫌い。
 でも「そこのみにて光輝く」は、そういうのじゃなかった。なんか普通に行き詰まってた。
 停滞と閉塞に膿んで、うんざりして徹底的に行き詰まってんだけど、そういうのにいちいち嘆いてたら生きていかれないので、それを受け容れて、ていうか受け容れざるを得ず、普通に日々を過ごしている。

 拓児/菅田将暉がすごくイイ。素直で懐っこくてちょっとバカで、いちいち危なっかしくて目が離せない。
 にかーっと音がするみたいな全開の笑顔とか、何故か見てる方が泣けてきそうな、何かを捨てきってて、奇跡みたいな笑顔。
 このコが開けっぴろげに達夫/綾野剛に懐いてちょろちょろすんのがすごく愛しい風景に見える。

 千夏/池脇千鶴もイイ。この人、角度によって鼻の下のすじとかほうれい線が目立ち、鼻から口元のあたりに、幼いような、獣っぽいような、妙に腥(なまぐさ)い感じが漂う気がするんだけど、それがイイ。肉感的な二の腕や太股ももったりやさぐれててイイ。

 達夫/綾野剛もやっぱりイイ。演じてる、とは思えなかった。そもそも綾野剛ってこういう人なんじゃないか、とか思うくらい、達夫っていう人がそこに居る感じ。
 演じてる役者のことを“中の人”って言う言い回しがあるけど、その例で言うなら、中の人と外側に被ってる役柄の皮が限りなく薄い感じ。もしくは、ところどころ剥けて、中の人の素を感じてしまうような。

 ていうかこれ、役者みんなすごいね。中島/高橋和也の脂っこさとか、松本/火野正平の飄々とか、母ちゃん/伊佐山ひろ子の退廃な感じとか、隙のなさというか固め方がすごい。ぎっちり詰まってる感じ。

 画ヅラとして、やたらに人物が接写される場面が印象に残ってて、それによって、表情のみならず、肌や髪や汗の質感とか、肉体や身体感覚がえらい迫力だった。むわっと匂ってくるみたいな感じが不快感すれすれの迫り方。
 千夏と達夫のセックスシーンとか、特にそれを感じた。すごく生々しい。けど、露悪的ではない。エロティックなんだけど、どこか淡々としてる。
 お互いに、相手を思う、求める気持ちにあふれてるんだけど、それよりも、ただただ、圧倒的な肉体の存在感。
 綾野剛の背中、池脇千鶴の腕と足。ひたすらに、互いの肌を探り合う、真剣に作業してるみたいな男女。みたいに見えた。


 全体に、すごく濃厚で濃密でぎゅうぎゅうに詰まってるのに、どこか乾いて突き放してて、ある部分であっけなく逃がしてる感じがして、この雰囲気好き。

 ラストシーンはハッピーエンドじゃないけど悲惨なだけでもない。希望が滲むってこともないんだけど、突き抜けたような諦観と達観、みたいな。
 タイトルの通り、ただその瞬間だけがある、と思えて、うん、いい映画だったなー、とか思った。





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最近見たテレビ番組 [TV]

最近はテレビの見方がすっかり変わって、リアルタイム視聴がほとんどなくなった。たいてい録画してまとめ視聴。
CMがウザ過ぎてトバせないとイライラする。時間帯にもよるんだろうけど、保険とサラ金(死語?)とバクチ(証券取引)のCM増えたよなー……気持ち悪…。


「モヤモヤさまぁ~ず2」「さまぁ~ず×さまぁ~ず」
オットがさまぁ~ず好きでちょくちょく見るようになったんだけど、なんかこのヒトらはすごいのかもしれない。いっぺん見ておしまい、ってんじゃなくて何回も繰り返しておもしろく見られる。
「モヤさま」は大江さんや狩野さんや一般人の素人さんをうまーいこといじって立たせて見せてんだなー。ていうのが、さまぁ~ずのいないスピンオフ番組「ペライチ」の寒さ苛立たしさを見た時にわかった。
狩野さんのいつでもガチ本気な様が愛しい。冗談なんだろうけど彼女がブスとか言われる様にムカっ腹。ブス言うな!
「さまぁ~ず×さまぁ~ず」は、だらだら喋ってるだけなのになんかつい見ちゃう、ていうか聞いちゃう。家計簿つけたりもやしのひげ根とりしたり作業用ながら見に最適。


「水曜どうでしょう」
関連本(「結局、どうして面白いのか ──「水曜どうでしょう」のしくみ」「人生に悩む人よ 藤やん・うれしーの 悩むだけ損!」)を読んじゃうくらいにはハマった。
初めて見たときはあんまり印象に残らなくて、なんでこんなに話題になってんのかわかんなかったけど、徐々にジワジワきた。なんだろうこの巻き込まれ感。
内輪ウケっぽいのに嫌らしさが全然なくって、むしろ見てる側が「俺だけがわかるこのおもしろさ」的に「我こそが内輪のヒト!」みたいな気持ちになる。
関東でも最近、最新作が放映されはじめたけど全っっっ然変わらないのがすごい。ちょっとカメラ増やしてみようかな、とか、きちんと司会してまとめていこうかな、とか欲が出そうなもんなのに、本当に全っっっっっっ然変わらない。すげえ。


「あまちゃん」
ひっさしぶりにドラマにハマった。ユイちゃんの自意識過剰っぷりにイタガユさを覚えつつ、でも、可愛いなあ。愛い愛い。暴走してるようでいて、どっか冷めてて自分を冷静に見てる視点も被せてくる「面倒くさい自分でごめんね」みたいなんが気持ちよかった。ツッコミが効いてる、みたいな。
ドラマ全体にそういう感じ、朝ドラ的純粋少女真善美が突っ走りつつ、いちいちそれに照れてツッコんでるみたいなハズしがあって、それが笑えたし、痛快。
最終回、ユイちゃんがトンネルを出られて本当によかった。泣いたぜ。


「NCIS:LA」シーズン2
昼の番組は本っっ当にCMが多くてウザい。録画必須。
これは単にケンジーとディークスにハマった。いい感じなのにくっつかないじれったさ、けど、そういうほどほどの距離感で軽口キいたりじゃれあったりしてんのにニヤニヤしちゃう。
早いとこ続き(今んとこシーズン5まであるらしい)見られるようにならんかなー。


「まほろ駅前番外地」
「あまちゃん」の松田龍平つながりでつい再放送チェック。番組検索ワードに「松田龍平」って入れたらオットに見つかって笑われた。何だよいいじゃねえか。
ていうか、松田龍平すげえ。実際に行天みたいな人身近にいたら気持ち悪いだろうけど、なんでこんなに魅力的なんだろう。
2話目あたりの、元カラオケ映像女優に「あんた偉いよ」みたいなこという場面が不思議に沁みた。何も持たずに漂白してるみたいなボロっちい行天が言うからちっともエラそうにならなくていい。
3話目くらいのストーカー事件の解決ぶりを見て、あーこのドラマの世界観て性善説でできてんだなーつうか基本的に皆いい人で邪悪な人がいないんだなーと思ったら、なんか納得いった。


「相棒」
新シーズンは半分惰性で見てるようなとこもありつつ、とりあえず退屈しない安心感と、毎日再放送される安定供給ぶりが個人的にはおトクで便利。皿洗いBGV、やすりがけBGV、ピカール磨きBGVに最上。
大河内監察官さまが好きなんだけど最近あんま出ないな、つか初期のガチガチにカタい感じが薄れて特命寄りに軟化してるのはあまり好まない。もっとツンツンして欲しい。
イタミンも好き。けど、やっぱり亀山に対抗するキャラとして映える気がするかなー。まあ今もそこそこ対・特命係の噛みつき犬として安定のポジションではあるけれど、もっとガウガウ噛みついて欲しい。しかしツンツンとガウガウ好きってどうなのか。




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紅ショウガ!紅ショウガ! [食]

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昨年の誓いの通り、新ショウガ3キロぶんの紅ショウガを漬けてやったぜ。
ていうか3キロぶんってあんま大したことなかった。来年は5~7キロくらい漬けよう。

今年も梅干を漬けたものの、梅仕事の本命はシロタ的には紅ショウガが本丸なのでした。ショウガを漬ける赤梅酢をとるために梅干し!どんだけ好きなんだよ紅ショウガ。
いやでも、自家製は全然違います。ショウガの風味がたっておいしいんだよー。
梅干漬けるとこからやんなくても、梅酢(醸造酢とか加えてないやつ)を買ってきて漬けてもいいかもね。


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新ショウガ。近所の農協に予約注文するほどの気合の入りっぷり。本気だよこのヒト…。

茎を切り、切り分けてよく洗う。すごくきれいな新ショウガだったけど、関節が詰まってるとことかはちょっと土が残ってたんで切り分けてよくよく土を落とす。できるだけ大きな塊を残すように切り分けるとよいですね。

全体に塩をまぶして呼び水加え、推し蓋と重石かけて一晩。濃い目の塩水に使ってる状態な。ショウガの水分を抜きます。塩分濃度は適当にしちゃったんでわかんないけど、ものの本によると3%~5%くらいみたいよ。


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水分が出てしなしなになった新ショウガの水を切って軽く拭き、半日ほど天日干し。この段階であからさまに量が減って見える。もっと漬ければよかったー。


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下漬けします。赤梅酢+水+酢で漬け液をつくって干した新ショウガを沈める。落とし蓋代わりにラップをぴったり伏せて空気抜き。
うちの赤梅酢は塩分(19%)も赤紫蘇の色も濃いので水で薄めて使ってるけども、市販の梅酢とかならそのままでもいいと思う。酢をちょっと加えるのは味の好みと発色のため。
一週間ほど漬けました。


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天日干し二回目。なんかもう既に出来上がってるふうな漬かり具合。下漬けの漬け液はショウガのアクが出るので捨てることになってます。が、今回は新ショウガがものすごく新鮮でいいコだったため、アクとかあんまりなかったみたい。
もったいないので漬け終わった下漬け液でゴーヤーの薄切りを漬けてみました。まあまあだったかな。
しかし、この下漬け液の再利用方法ってないもんかね。ホント惜しくて。

新たに赤梅酢+水+酢で漬け液をつくって本漬け。味はだいたいしみてるみたいなんで、保存性を高める為の念押しみたいな感じかなー。ほんと材料がいいとラク。新ショウガいいコだ。落としラップで空気を抜き、とっぷり沈める。といっても、塩や天日干しでだいぶ水分を抜いてるのでそんなに神経質にならなくてもいいのかも。


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本漬け一週間ほどで出来上がり。だいぶ嵩が減ったなー。ジップロックコンテナ角型大サイズ(946ml)に収まってしまいます。常温保存で1年くらいはイケるかなー。その前に食いきっちゃうだろうな。


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何度撮りなおしても旨そうに撮れない、テッパン美味紅ショウガだれ。紅ショウガをみじんに刻み、砂糖+酢+醤油+ゴマ油。
茹でたり蒸したりした肉や野菜にかけると無限に食える。練りゴマだれやマヨネーズとあわせるとこれまた食が進撃しまくる。
鍋料理の漬けだれに加えたり、炒め物の仕上げにぶっこんでもウマいです。
オットはこのたれだけをご飯にのっけてかっこんだりします。



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遠く離れた街で誰かを思う、とかそういう歌 [音楽]

最近久しぶりに渡辺美里の「冷たいミルク」とか聴いて気づいたんだけど、どうもわたしは、遠く離れた街で誰かを思ってしんみり、とか、そういう歌が好きみたいなのでした。


「冷たいミルク」 詞/渡辺美里 曲/岡村靖幸
渡辺美里「Flower Bed」収録。
ニューヨークに住んでる青年がかつての恋人を思う歌。思いはあるんだけど、現在進行形ではなくて過去に向けられてる感じの諦め感がオトナ。歌詞に街の情景が描かれ、遠く離れた距離感を感じさせて切ない。
旋律の高低のリズムが体感的に気持ちよくってよく歌う。難しいけど。


「Confession~告白~」 詞/西門加里 曲/木根尚登
TM NETWORK「Gorilla」収録。
懐っつかしい。これもニューヨークかな? どっかアメリカの大都市の片隅、って雰囲気。
不器用ながらも慣れない街で自分なりの生活を築いて、ふと君のことを思い出すよ、みたいな感じ。
「うまく生きていくのは あいかわらず下手だけど」っていう歌詞が、主人公の過去になにごとかあったのだろうことを思わせるようで。響く。
優しい旋律と柔らかい雰囲気の歌唱が、ゆったりたゆたうようなのだけど、そこに至るまでに苦悩とか痛みとかあったのだろうなあ、的な気がしてしまって、うん、なんかいろいろ考えてしまう。


「STILL LOVE HER(失われた風景)」 詞/小室哲哉 曲/小室哲哉・木根尚登
TM NETWORK「CAROL」収録。
個人的にはこれと↑の「Confession」はセットになってる。この曲の主人公はロンドン。
過去形の歌詞が、後ろ向きに過去に浸る感じを醸し出してるけど、冬の街の澄んだ情景描写とか、旋律とかウツの歌唱に、過去をすべて納得して受け容れてる感じがして不思議に力強い。


「I Still Think About You」
Dr.John「AFTERGLOW」収録。
これは別に、どっか遠くの街て、っていう描写はないんだけども、なんかすげえ引きずってる感じがせつねえ。でもこれ日本語だったらうざくていやかも。
未練たらたらって感じではないんだけど、忘れようにも忘れられない、未だにお前を思ってしまう、どうしているか気になる、っていうのがツボ。
曲はメロウちゅーか、たるーい感じでそんなに印象に残る訳ではないんだけども。


「SAD EMOTION」 詞/神沢礼江 曲/木根尚登
TM NETWORK「Gorilla」収録。
ぎゃー。ぎゃー。懐かしすぎてせつなすぎて死ぬ。
これも別に、離れた街に居る的な描写はないんだけど、もう二度と会えないことが決定的に確定されていて、それでも相手の幸福を願う切なさにやられる。
「偶然 街で君と出会う そんな奇蹟あるなら」とか、「見守れなくて悲しいけれど」とか、歌詞といい旋律といい編曲といい、せつな過ぎて悲し過ぎてツボ過ぎる。


「GOODNIGHT IRENE」 John Lomax、H.Ledbetter
Dr.John「trippin'live」収録。
これは…実は「おやすみ、アイリーン」とか、たいしたこと言ってないんだけど。
わたしのなかで勝手に、刑務所に収監されてる男が好きな女を思って「おやすみ」っていう、そういう状況だと思い込んでた。その女は男を待たずに別の人と余所の知らない町で幸せに暮らしてたりしてて、それでも刑務所の男にとっては「おやすみ」っていう相手がいるだけで支えになってたりするんだろうな、とかそこまで勝手につくってました。捏造はなはだしいな。
英語の解説とか拾い読みでなんか勘違いしたらしいんだよね。この曲を書いた人が刑務所で二重生活をしてた、とかそういうコメントが付いてて、そのせいだな。
すごく明るく賑やかな曲調なのがまたせつなくってツボ。悲しいことを明るく歌うのってせつなさ倍増でよくねえ?ライブの最後に演奏されることが多いらしく、それがまた、ライブ後の祭の後的寂寥感まで添加され、せつなツボ直撃。


つうか、ちょい前の曲ばっかだなあ。最近の音楽ほとんど聴いてない。









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